一昨日の日曜日 (28 日) 第 30 回サロマ湖 100km ウルトラマラソンに出場してきました。

第30回サロマ湖100kmマラソン完走メダル


結果は。。。
昨年の同レースの記録を約 1 時間縮め 9 時間 2* 分でフィニッシュ :wa-i:

Finish


気象条件に大いに助けられ、目標であったサブ 10 を達成できて充実感に浸っております :hoxtu:

当日の気象条件

ご覧のように走るには打ってつけの気温だったのでスタートの合図を待つあいだ「今日 10 時間切れなかったらこの先もずっと切れないだろうから必死でがんばれよ~っ」とココロのなかでセルフ応援していました(^_^;)

聞いたところによるとこの好条件がわざわいし(?)、完走率が高くなったことで制限時間ギリギリにフィニッシュされた方は完走メダルが足りなくなってしまいフィニッシュ時にもらえなかったとか。

やはりマラソンは気温が結果を大いに左右しますね。

それでは、白帯ランナーの練習と作戦。


その前に

過去 3 回 100km ウルトラに参戦したのですが、出るたびに家のものから次に進める条件が付けられていてそれをクリアしないと次に進めないシステムになっていました(笑)

  • 1 回目 第 19 回四万十川ウルトラ (2013) (» 関連する投稿)

    サブ 11 できたら第 29 回サロマ湖 100km に行ってヨシ

    10 時間 50 分台前半でフィニッシュ、クリア! :pa-n:


  • 2 回目 第 29 回サロマ湖 100km ウルトラ (2014) (» 関連する投稿)

    ほぼ平地なので サブ 10.5 できたら第 30 回四万十川ウルトラに行ってヨシ (ただしレースは抽選)

    10 時間 20 分に近いところでフィニッシュ、タイムはクリア! :pa-n: :pa-n:

    第 20 回四万十川第 29 回サロマ湖前にエントリー済み、、、結果は当選 :up:
    タイムはすでにクリアできているので晴れて出場できる~\(^0^)/


  • 3 回目 第 20 回四万十川ウルトラ (2014) (» 関連する投稿)

    前半約 600m の山があるので 10 時間 10 分切れたら第 30 回サロマ湖 100km に行ってリベンジする機会を与えよう

    10 時間ひと桁分でフィニッシュ、クリア! :pa-n: :pa-n: :pa-n:


白帯ランナーにとって今回のスタートラインに立つのはそんなに楽じゃなく、サロマ湖は泣いても笑っても今回が最後だったので 6 月に入ってからは白帯のくせしてナーバスになったりして(しみじみ)

というわけで


練習

サロマは昨年のリベンジ & 今回が最後なのでストイックに練習しました。
。。。サブ 10、ここで決めなきゃいつ決めるって感じ

Stravaより
Garmin Connectを使っている方はStravaとの同期、おすすめです
走行距離をボリューム(面積)で見ると長期に渡っての練習量がとてもわかりやすい

4 月中旬の長野マラソンで自己ベストに近いタイムが出ていたのでそこを起点として週末は必ず長い距離を走りました (円のなかの数字が距離)

そんななか「ひょっとしたらサブ 10 いけるかも」と感じたのは、5 月の中旬と下旬、2 回やったノンストップの 57km 走を両方ともキロ 5:20 前後の平均ペースで走りきれた時でした。

単純に残りの 43km をキロ 6:50、フルのサブ 5 ぐらいのペースで走りきれば 10 時間を切れる計算なので昨年撃沈したワッカ (80km 以降、吹きさらしで日陰のない微妙なアップダウンのある道がランナーを苦しめる) で不測の事態 :ase: が起きなければどうにかなるのではないかと。。。

ちょっと気になったので先ほど練習とレースの 50km 通過時の累積時間を調べてみたところ、まったく一緒、50km まで練習以上でも練習未満でもなかったようです。

  • 練習
    50km通過(練習)
  • レース
    50km通過(レース)

。。。今となっては遅いですが、もう少し行ってもよかったかもしれません

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作戦

  • 走力がないので前半はエイドに立ち寄らないで 1 秒を削り出していく
  • 重さ 90g の SALOMON S-LAB SENSE SET を着て走りました。
    エイドが設置されているのにレースの走り出しで約 1 kg ほどの飲料を持ちながら走るのはナンセンスかなとも思いましたが、自販機がほとんどない道のロング走も S-LAB SENSE SET を着てやったので「まっ、同じようにやろう」と。
    朝方は寒かったので上着代わりにもなってよかったです(笑)

    気温の低さも手伝って予定通り前半のエイドはスルー、テンポよくイケました。

    SALOMON S-LAB SENSE SET

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    Fenix 3 を個人輸入する際 SALOMON S-LAB SENSE SET も買ってみました。 S-LAB SENSE ULTRA SE…
  • レストステーション (54.7km 地点) で費やす時間は 3 分
  • 預けた荷物がすぐに出てこなかったので実際は 5 分掛かってしまいました。
    実は時間短縮 & ジェルやベスパハイパーなどの補充で抜かりがないようにするため SALOMON S-LAB SENSE SET をもう一着買って :ase: それを着替えるだけで済むようにしました。
    。。。上のほうにあるフィニッシュの写真では白でしょ ::-D:
    ここでは約 1kg のハイドレーションは重すぎると思ったので 500ml のソフトフラスクに 400ml 入れたものを 2 つを用意しておきました。途中好きなときに水分補給できたので助かりました。

  • 心拍数は最後まで Zone 4 に入らないように走る
  • 昨年のレースは暑かったこともあり前半から心拍数が上がり気味で、たびたび Zone 4 に入った状態で走ってしまった結果、ワッカ (80km すぎから) は太ももの痛みに耐えながらの走りになってしまいあえなく 10 時間オーバーしてしまったので同じ轍を踏まないようきっちり Zone 3 の範囲内で走り通しました。

    レース中の心拍数

    私の場合、ウルトラマラソンでは GPS ウォッチに表示されているペースよりも心拍数の数値を見ている時のほうが多いかもしれません。

    29 回と30 回の 10km ごとのラップの遷移を見ると成果は如実に現れています。

    29回と30回の比較

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    あくまでも 2 回しか走ったことがない人間の個人的な見解ですが、ワッカの手前、70 ~ 80km あたりの脚の状態が最終盤ワッカ攻略のカギを握っていると思います。そこに至るまでいかに脚を残しておくかが重要なので前半から中盤、心拍数をコントロールして乳酸の発生を極力減らすことは有効な手段だと感じています。

    ちなみに最後に心拍数が激上がりしているのはワッカの出口からフィニッシュまでの渾身のラストスパートです (気持ちだけ :ase: )

    それにしても 100km 走りきったのにトレーニングの効果 3.1 とは :mu-n: (Garmin Connect より、最大は 5)
    。。。心拍数を上げて行うトレーニングがいかに重要かがわかりますね

    LifeBEAM Smart Hat
    参考までにオデコで心拍数が計れる LifeBEAM は、かぶり水を掛けてもなんら問題なし。エラーも皆無で完璧に動作しました。

    私自身、胸ストラップを使用した圧迫感のある心拍計を付けても気にならないのですが、S-LAB SENSE SET を着て走るとちょうど心拍計のセンサーのところにベストのスターナム・ストラップが当たって、心拍計の胸ストラップを横方向に動かすような接触が起こり皮膚が激しく擦れてしまったので今回 LifeBEAM を使用しました。


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    「あんたも好きだねぇ、、、」って声がどこからか聞こえてきそうですが :ase: ランニングキャップに心拍センサーが組み込まれているという LifeBEAM Sm…


とまぁ、今回も「買い物したおかげで走れた」って感じのウルトラマラソンでした(笑)

Jack Daniels’ Running Calculator では 100km9:14:00 と出ていましたのでほぼベストパフォーマンスの走りができたのではないかと思っています。

VDOT 48.7で100kmは、、、

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Jack Daniels’ Running Calculator を使いたかったので Embed 版を貼り付けたページ (Jack Daniels' Runni…


そうそう大阪マラソンに続き、神戸マラソンも当選しました。
ちょっと休んでまたがんばります。