フルのレース参加時、今よりもほんのチョット速く走れたときにはさほど携帯物は多くなかったのですが、近頃持ち物が増えてしまって。。。
私、結構いろいろ持ってスタート位置につきます(^_^;)
携帯する場合は THE NORTH FACE Flyweight Racing Very Short のウェストまわりのポケットに入れるか
![](https://www.photoclip.net/wp-content/uploads/2022/11/180811-3278.jpg)
Naked Running Band に入れるか
![](https://www.photoclip.net/wp-content/uploads/2022/11/2016-09-07-16-46-45.jpg)
どちらかです。
携帯物
ジェル
私はジェルの味に関してはまずかろうが何だろうがなんでも大丈夫なクチでして、このところ扱いが楽なコレ。
2本全量を150mlのフラスクに入れ 空いている部分に水を足してシェイクして前側のポケットに入れています。
ちょっと水で薄めてあげないと出づらいです。出づらい状態で強引に出そうとすると最悪の場合バイトバルブがすっぽ抜けてダダ漏れベタベタ、大変なことになります (経験アリ^^;)
確かその時に中に入れたのは粘度のあるハニースティンガーでした。
先日 2 年 9 か月ぶりにフルを走ることになってスポーツ店に買いに行ったらウメ味がなくなってしまったと知ってちょっとショックでした
ジェルを入れたフラスクは使用後にバイトバルブ部を分解してきれいに洗わないとカビが生えることがあります、ご注意を。
OXYSHOT入りの水
謎の水(笑)
ほとんどの方は水を持って走ることはないと思いますが、私はレース前半、混んでいるオフィシャルの給水所に立ち寄るのが大嫌いでほぼスルーして走っています。。。「その一秒を削り出せ」って感じ
かといって、水を摂らないわけにもいかないので水携帯で走り始めます。
これは後ろのポケットに入れています。
Flyweight Racing Very Short を着用するときは今は絶版になってしまった 235mlのフラスク
Naked Running Band を着けているときはオーソドックスな細長い 250mlのフラスク を使用しています。
![THE NORTH FACE Flyweight Racing ShortにSalomon Softflask 8oz 入るの図](http://www.photoclip.net/wp-content/uploads/2014/12/141228-1.jpg)
タレビンにOXYSHOT
これは左前側のポケットに入れています。
このブツに関してはサラッと。。。
体重 10kg につき 1ml です。フルの場合、私は 10km ごとに 6ml をひとビン。9ml はスタート30分前。
高価なものなので入れるときには100均の注射器で正確にw
「マユツバだろ」っていう人がほとんどだと思うので説明はこのへんでオシマイ(笑)
ベスパハイパーとジェル2種
これは右前側のポケットに入れています。
ベスパハイパーはこの状態ではなく、水なしでも飲めるようにタレビンに全量移し替えてちょっと水を足して携帯しています。20kmを過ぎたあたりで摂っています。
ジェルは冒頭のフラスクに移し替えたものだけでは足りないので追加と予備を携帯しています。摂るのは 30km を過ぎたあたりから。
以上、全部携帯するとそれなりの重量になってしまうのですが、いまはもうこのスタイルじゃないと 42.195km 走れないッス
追記:スタート前
- スタート1時間前: アミノバイタル パーフェクトエネルギー 130g、気分次第でカステラとか
- スタート30分前: ベスパハイパー 1つ、OXYSHOT 9ml (前述のタレビン9ml)
蛇足
寒冷時のレース中にキャップを開ける際のハナシになりますが、指先がかじかんでうまく開けることができなくなります。
タレビンは横から見て上部の角が丸くないほうがいいです (指が引っ掛かりやすいということ)
また、ピットインリキッドの白いキャップは一回開けた状態にしてから携帯したほうがいいです。
ついでに
「ベスパハイパーとジェルの関係」も載せてきます。
むか~し読んだネット上の記事で、確か 100mile のトレランに向けての話を手元にテキスト保存していたものです。そのまま引用しています。
書かれた方、問題があるようでしたらコメントください。
エネルギー補給しながらするスポーツ (トレラン・マラソン・トライアスロン・自転車) において、体内に貯蔵ているグリコーゲンをエネルギーとして消費しながら競技するが。これが枯渇し始めると足の筋肉に蓄えられているグリコーゲンを消費し始める。
こうなると急に足・体が動かなくなる状態に陥る。これがいわゆるハンガーノック現象。
エネルギー補給のために食べればいいじゃないかということになるが、おにぎり等 食べてもそれがエネルギーにかわるまで数時間以上かかる。レース中に補給してもエネルギーに変るのはレース終了後になってしまう。
そこで登場するのがサプリメント。
ここで活躍する2種類のサプリメントをうまく使っていけばレースを乗り切れる。
(1) ベスパプロ・ベスパハイパー
(2) パワージェル or shotz (= ジェル全般)
ただ (1) だけでとか (2) だけではパフォーマンスは発揮できない
自動車のエンジンで例えると
(1) 潤滑油
(2) ガソリン
この2つをうまく使っていくことが大切。
個人差はあるが
(1) は概ね2時間持続
(2) は30分~45分毎に1パックずつ摂取
ここぞという時やこれから坂が続くという時も適宜摂る。
ベスパとパワージェルを吸収しやすくするために
レース48時間前には繊維質(野菜など)や脂質(肉)を絶って炭水化物中心の食事に。
これで腸の内壁がきれいになりベスパ・パワージェルの吸収がよくなる。
エネルギーは炭水化物 (白米・うどん・パスタ) 中心の食事でカーボンを体内に貯蔵していく。
レース前の食事も同様に炭水化物。
これで肝臓に1800kcalのエネルギーが蓄積される。
レース前30分に(1) ベスパプロを摂る。
これでエンジンの潤滑がうまく保たれる。
効果は2時間なので2時間を超すレースの場合は、2時間後ベスパハイパーを摂る。
(2) ガソリンのほうは、時計を見ながら30分~45分毎に1パック摂っていく。
これを怠るとガソリン切れの状態になりパフォーマンスは落ちて最悪動けなくなる。