最初は FR210 ユーザーだった私、その当時個人的に 210 に欲しいと思っていた機能はすべて FR220 に盛り込まれているようです。
あっ、いまも 210 使っていますよ、、、ときどき。

となりの人も徐々にGarmin多牌になりつつある?白いヤツ何回使ったの、ん?(^_^;)
「となりの人」も徐々にGarmin多牌になりつつある?
白いヤツ何回使ったのかしら?(^_^;)


FR210 を使っていたとき欲しかった機能、FR220 でどうなった

  • 防水

    生活防水をうたっていた FR210 を使っていたときでも気にせず流水でシャカシャカ洗っていましたが、FR220 ではちゃんと 50m 防水となりました。濡れることが多い機器ですから 50m 防水はやはり安心感があると思います。

  • アラートは音とバイブレーション

    FR210 では音によるアラートのみでしたが、FR220 ではバイブレーションも加わりました。FR210 のアラート音は小さいので騒音が大きめな場所では聞き逃すことが多かったです。
    となりの人もはじめて FR220 を使ったときの感想は、開口一番「アラートがわかりやすいわ~ :nikoniko: 」でした。

  • バックライトのタイムアウト (点灯 → 消灯までの時間) が選択可能になり、キー操作・アラートと連動するようになった

    BacklightFR210 では確か手動で点灯させて 8 秒ほどで自動消灯*1 してしまったと思いますが、FR220 では「8 秒、15 秒、30 秒、1 分、点きっぱなし」の中から選択できます。
    さらにキー操作・アラートと連動する*2 ようになったので暗い時間帯に走ることが多くなる冬の時期、1km ごとのラップ確認の時などにいちいち Light ボタンを押さなくていいのはありがたいです。

    *1 自動消灯させずに点きっぱなしにするファイルというものがあります。詳しくは以下の投稿をご覧ください。
    » Garmin Forerunner 210 のバックライトを手動でON/OFFできるようにする方法

    *2 ForeAthlete 210 (日本語版) は連動する機能があったような記憶があります。

    2014.5.20 追記:
    Forerunner 220 の日本版 ForeAthlete 220J (620J も) には「ナイトモード」という機能があるそうです。この機能をオンにしておくと、現在自分がいる場所の日の入・日の出の時間を Garmin が自動判別し、昼間のキーアラートは音のみ、夜間は音と一緒にバックライトが自動点灯するとのこと。この機能は Forerunner 220 (620) にはありません。

  • オートポーズ

    FR220 には信号待ちなどで Stop ボタンを押さなくても一時的に自動で計測がストップする機能が加わりました。オートポーズの「ON/OFF」だけではなく設定したペース以下になったとき一時的に計測がストップするようにもできます。
    ここ最近、信号などで止まっても Stop ボタンを押さない人間になってしまったので個人的には「アリでもナシでもいいんじゃないの?」と思っている機能ですが、上位機種には搭載されている機能なので「あってもイイ」ですよね ::-D:


その他

  • Garmin Connect へのログのアップロードが手間いらずになった。
    (スマホの Bluetooth 経由、現在 iPhone のみ対応で、アンドロイドは 2014 年になるようです。
    要アプリ「Garmin Connect™ Mobile - Garmin」)

    Garmin Connect™ Mobile 2.2 (無料)iTunesで見る
    カテゴリ: ヘルスケア/フィットネス, スポーツ
    販売元: Garmin International(サイズ: 12.3 MB)
    全てのバージョンの評価: 2(59件の評価)

  • 例: LiveTrack(北九州マラソン)
    例: LiveTrack(北九州マラソン)

    FR620 同様、LiveTrack が使えます。

    LiveTrack とは、リアルタイムで自分が走っている (いる) 場所を限られた人に対してネット配信できる機能です。

    メジャーなマラソン大会ですとランナーズアップデートというものが提供されていると思いますが、LiveTrack はそれの自前版 (自分で配信する機能) で、ランナーズアップデート (ランナーズアップデートは5kmごと) と違い、リアルタイムで配信されるので応援に駆けつけてくれた方に配信すると移動してもらう際にかなり「役に立つ機能」だと思います。

    2015.3.11 追記:
    ランナーズアップデートというよりも「応援ナビ」と言ったほうが正しいかもしれません。
    「応援ナビ」よりもずっと高機能でランナーが心拍計を装着していれば第三者が心拍数を確認することもできます。

    詳細は以下の投稿で

    » Garmin Forerunner 620 浅いレビュー(5) LiveTrackについて
    » Garmin Forerunner 620 浅いレビュー(11) レースでLiveTrackを使ってみました

  • Workout が利用できるようになった。

    取り上げている機種は FR610 ですが以下の投稿で Workout について触れています。

    » 「非常識マラソンメソッド」97ページのビルドアップ走をGarmin Connectのワークアウトで設定してみた

  • 計測画面は2面

    計測画面において表示項目をカスタマイズできるようになった。

    計測画面は 2 面 (時刻表示を含むと 3 面)、表示項目は 1 面につき最多で 3 つ。ゆえに「3 つの表示項目 X 2 面」となるので最多で計 6 つの異なるデータを確認することができる。表示の切替は左下にある上下ボタンを利用。

    右の画像は最初の画面に 3 項目、次の画面に 2 項目、時刻表示となっています。

  • FR210 も軽かったけど、FR220 はさらに軽い約 41 g です。
  • FR220 は瞬時にシャットダウンできるようになった。

    所有している FR210 は普段腕時計として使わないので必要ないときにはシャットダウン (電源を切る) するようにしているのですが完全にシャットダウンが完了するまでそこそこ時間が掛かります。それに対し FR220 は即シャットダウンされます。
    たいしたことないと思われるかもしれませんが、FR210 のシャットダウンは最後まできちんとみていないとリブート (再起動) してしまうときがある*のでそれはそれで結構面倒なんです。リブートしてしまうと起動が完了するまでシャットダウンすることはできないので結果ずいぶん時間を使ってしまうことになります。
    *2 個ある FR210 両方ともリブートされるときがあるのでおそらく既知のバグでしょう。総じて FR210 内にアクティビティがたくさん保存されているときに発生します。

  • 2014.1.29 追記:
    ボタンが大きく、なおかつ軽く押せるようになったので普段腕時計として使っていると服を脱いだり、腕に荷物をかけたりするときに誤ってボタンを押してしまうことが多くなった (となりの人 談)
    押しても GPS 捕捉モードになるわけではないので放置しておけばいいのですが、アラート音 ビープ音が鳴るので当初はちょっと焦ってしまったそうです。
  • 2014.6.19 追記:
    完全に確認が取れたわけではありませんが。。。
    FR220J (注・日本語版の220です、英語版の FR220 ではありません) にはスタート位置で Lap タイムが取得できる機能があるようです。
    どういう機能かというと、皇居など周回コースでトレーニングを行う場合、通常は距離でラップが刻まれますが、スタート位置で Lap タイムを取得するように設定すると 1 周ごとのラップで計測できるようになります。何周回ったかとか、何キロ何メートルの 1 周をどのくらいのペースで走ったとかがわかります。時と場合によっては果てしなく周回を重ねるレースなどにも使える機能です。
    この機能は FR610FR910XT には搭載されているのですが、なぜか FR620FR220 にはありません。仮に FR220J の Auto Lap 設定に「位置」という設定項目があれば英語版にはない日本語版のみに搭載されている機能ということになります。

    どういうことなのかもっと知りたい方はこちらも合わせてお読みいただければと思います。

    この機能確認の発端となったコメント:
    » 「ソックスでおおいに悩む」のコメント

    関連する投稿:
    » [Garmin Forerunner 610] 周回レースや周回を重ねるリレーで使えそうなページを作ってみる

などなど。


他にもいろいろな機能が加わりましたが、FR220 の機能一覧および FR620 との比較など下記のサイト (ページ) が参考になると思います。

Garmin ランニングウォッチの比較
Garmin ランニングウォッチの比較

比較表では FR220 の「自動一時停止機能=オートポーズ」が「無し」になっていますが、私は「有り」だと思います。
2014.1.29 追記 「有り」に訂正されていました。

上記のサイト、日本語マニュアルの販売なんていうのもやっているんですね。。。以前はやっていなかったような気もしますが。
» travel-db オンラインショップ | 徹底ガイドの販売

当ブログの FR220 & FR620 の比較記事はこちらです。

関連記事へ
先の投稿 Garmin Forerunner 620 浅いレビュー(2) カラー化されたディスプレイ で「一緒に発売された FR220 のほうのディスプレイも見…


感想、あくまでも個人的な、、、

FR220 に対する FR210 の優位性は価格だけかなという気がします。
あっ、あとは 220 の日本語版はまだ発売されていないという点ですかね。

実際、210 使っていて新たに 220 を買った「となりの人」は、まったく 210 を使わなくなりました。「もう戻れない」って言ってます :ase: 数えられるほどしか使ってないのに、、、自分の 210 や 610 も同じかっσ(^_^;)

2014.3.24 追記:
Forerunner 220 の日本語版 (Garmin ForeAthlete 220) も発表されました。

2015.8.8 追記:
ForeAthlete 220J の後継モデル、ForeAthlete 225J が今月下旬発売されます。
心拍計の胸ベルト不要、Garmin 初の光学式心拍計搭載の GPS ランニングウォッチです。

150810-1
150810-2
150810-3

 以上4枚の画像はAmazonの商品ページより

上記4枚の画像はAmazonの商品ページより

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Garmin Forerunner 220 オーナーズマニュアル(PDF・英語)

操作性の参考にしてください。
» Forerunner_220_OM_EN.pdf


あ~、、、今年もあとちょっとですね。

持久係数を使って10km、ハーフ、フルマラソンのタイム予想

*iPhone はランドスケープモード (横位置) で使ってください。