「不便、使いづらい」とかに直接つながるわけではないのですが、Activity Profiles をカスタマイズできる (自分好みのプリセットを複数作ることができる) Fenix 3 を使ってしまうと「235 でも Activity Profiles のカスタマイズができればよかったのになぁ」と思います。
参考までに上位機種に位置付けられている FR630 は Activity Profiles のカスタマイズができます。

FR630のManualより
。。。だけど、あちらには光学式心拍計は内蔵されていないぞ、と(笑)
。。。すべてひとつで済ますには Fenix3 HR になりますがロードの Run で使うにはちょいと重いぞ、と(私感・笑)
Activity Profiles
235 に用意されている Activity Profiles は Run、Run Indoor、Bike、Bike Indoor、Other の 5 つ (下記写真、Profile ごとのカラー (色分け) はデフォルトから変更されています)
[col grid="3-1 first"][/col] [col grid="3-1"]
[/col] [col grid="3-1"]
[/col]
[col grid="3-1 first"][/col] [col grid="3-1"]
[/col] [col grid="3-1"][/col]
カスタマイズできないので Run の Activity Profile は基本的にひとつしかありません。
仮に Activity (トレーニング) によって計測データ項目、各種アラート、Auto Lap、Auto Pause、Auto Scroll、GPS、Power Save Timeout、Profile Color の構成を変えたいときには Run の Activity Profile の Activity Settings をその都度変更するか、他の Activity Profile を代替で使用するかのどちらかになります。
前者は各種設定をボタン操作で変更する作業になり、そこに Connect IQ の Data Feilds アプリなども絡んでくると Setting には結構手間が掛かります。
そうなると Run 以外の Activity Profile を代替で使用して Run で使うデータ項目が表示されるようあらかじめプリセット的なものを作っておくという後者のやり方が無難ですが、アイコンが変えられない、リネームができないなど Activity の開始から気分的に乗らない始まりとなります。
たとえば Activity がロードを走るランニングで Run Indoor の Profile を使うとなると「Indoor じゃないし」とか、Bike の Profile だったら「Bike じゃないんだけど、アイコンぐらいどうにかならんかなぁ」とか(あくまでも私感です)
さらに Activity が終了したあと Garmin Connect にデータが自動アップロードされますが、仮に Bike の Activity Profile を代替で使用した場合、個別の Activity ページを見に行くとランニングなのにアイコンが Bike、タイトルがサイクリングになります。
Other の Profile を使用した場合はアイコンが「かかって来なさい」 ::-D: 、タイトルはその他です。
タイトルは毎回トレーニング内容に書き換えているのでいいとして、アイコンを変更するには左上のドロップダウンリストから選択して変更しなければいけません。

Profileの事後変更ということです
これをやっておかないとランニングのみの走行距離合計を出したりする場合、ランニングの Profile を与えられていないものは除外されてしまうことになります。
スマホでも編集できるので「ヒマなときにやるわ」で片づけられる方はそれはそれで構いませんが、私自身、毎日体重のデータを入力するのも面倒という性分で、完成度の低い Index Smart Scale を買ってしまうぐらいですから手間がひとつふたつ増えただけでたいそう意気消沈です

スマホで編集
まだあります。
Bike の Activity Profile では表示させたいデータ項目内に Pace Feilds を割り当てることができず、Other の Activity Profile では同様に Cadence Feilds を割り当てることができません。確認してみたところこれは Fenix 3 も一緒でした。
235 購入後しばらくして Other の Activity Profile で Connect IQ の Data Feilds アプリ「367RunFields (230/235) 」を使い Run 用のプリセットを作ろうと思って試走したところいつまで経ってもケイデンスが 0 から動かないことで気がつきました。
「ゑっ?壊れちゃった?」と思い、標準の Cadence データ項目に差し替えてみようとしたところ Other の Activity Profile では標準搭載の Cadence データ項目は表示できない仕様になっているようです。
もしかしたら Connect IQ アプリに Profile 固有の表示できないデータを補完してくれるものもありそうですが、個人的に「Data Screen 一面に多データ項目表示マニア 」なのでひとつのデータ項目表示に IQ アプリをひとつ使う気が起きません。
普段はロード主体だけどたまに山に行くときもある、Auto Lap アラートは 1km に設定したときもあれば 5km にしたい時もある、レースの時だけ各種アラートを設定したい、消費したカロリーをビール に換算してくれる IQ アプリでも見ながらたまにはのんびり走りたい、などなど、Run だけで考えてもいろいろプリセットを作っておくことができれば便利だと思うのですけどねぇ。まぁ、現時点で無いものは仕方なしなのですが。
630 とプラットフォームは一緒という話を Garmin Forum で見たことがありますし、235 と Sensor 類をペアリングする時にリネームできたりするのでそういった機能が 235 にもいちおう搭載はされています。
なので、せめて Activity Profile のアイコン変更とリネームができるようになったらいいな、なんて。
以上、Running しかやらない人間の個人的な想いでした。
[box style="light-blue note rounded shadow"]Garmin Forerunner 235 に関する記事一覧です。
» Garmin Forerunner 235 浅いレビュー (1)~(15): 記事一覧[/box]
コメント
象支店長さま、
Activity Profilesのカスタマイズはとっても便利ですよね。私はRunだけでも、
Jog, Indor Run、Race (フルまで)、Ultra run(100kmまで)、Super ultra run (100km超)、Trail run
をRun Profileをベースに作っていて、さらに増殖中です(笑)
ミック さん、こんにちは。
確かに Activity Profiles のカスタマイズは便利ですね。
Fenix 3 を使っていなかったら「235 の Activity Profiles はこういうものか」と受け入れられたと思うのですが、カスタマイズ可能な Activity Profiles の恩恵を受けていると「カスタマイズできれば使いやすいのになぁ」と日々感じています。
以前 FR620 と FR220 の間にもこういった「差」がつけられていたので、それがそのまま FR630 と FR235 の間にも引き継がれているんだなと思いました。
Auto Lap で 5 秒ほど表示される画面のデータ項目数もそういう扱いですね。F3 や FR630 は Lap アラート メッセージ内にカスタマイズ可能な 2 つのデータ項目を表示させられますが、235 は普通に設定した距離でのラップタイムだけが表示されます。
235 を使えば使うほどいろいろな点で Fenix 3 は完成度が高い (使いやすい) と感じています。。。そのぶん重いですが(笑)