Forerunner 210 と Forerunner 610、個人的に感じたことをつらつらと書いていきます。
210 と 610 を個人的に比較
- 610 の使い方、なんか複雑そうだけどわかるかなぁ?
- 210 になくて 610 にある機能はどうよ
- バイブレーション機能
- Garmin ANT Agent による計測データのワイヤレスアップロード
- バックライトの点灯時間を選択できる、Key・Alart 時にバックライトを連動点灯させることができる
- Auto Pause (信号待ちなどでの自動計測ストップ機能)
- タッチパネルはどうよ
- Virtual Partner、Virtual Racer、Workout 他
- 610、最低限これだけわかればあとはそのうちに。。。
- [Pace]
- [Pace-Average]
- [Pace-Lap]
- [Pace-Last Lap]
- 液晶の視認性

使用説明書はすべてiPadに入れるのが吉
610 の場合「使用説明書に細かい機能の説明までは載っていないので使い方がよくわからない」というのが話題にのぼりますが、210 を使っていたら、通常使う機能であれば 610 でもすぐに使えます、、、と思います。
610 の場合は機能項目が多岐にわたり、さらにその先が数階層にページ分れしているので当初は「どの項目にどの機能が入っていたんだっけ?え~と・・・」となりますが、使っているうちに覚えられます。
また、各ボタンに与えられている機能もほぼ一緒、計測開始からセーブまでは 210 を使っているように start → stop → lap 長押し (save) と指を動かせばオッケーなのでなんら違和感はありません。
個人的に一番はバイブレーション機能でしょうか。ただ「振動」でわかるというよりも、通常のアラート音とともに聞こえてくる独特の「振動音」でわかるのではないかと思うのですがどうでしょう。ちなみにアラート音のほうは激しめに鳴りますので 210 のそれよりもわかりやすい (聞こえやすい) です。
独特の振動音を聴きたい方は ここをクリック。ポップアップした動画の 3 秒あたりに録音されています。
210 の洗濯ばさみなデータ転送用 & 充電用 USB ケーブル が使いにくいこともあり、ワイヤレスアップロードはありがたみが感じられます。パソコンを立ち上げてそのへんに 610 を置いておくとアクティビティー・データを自動でアップロードしてくれるのですから楽です。ワイヤレスで充電までしてくれたらパーフェクトなのですが(笑)
私は夜間走らないので自動点灯は OFF にして使ってますが、夜間走ることが多い方は重宝する機能であることは間違いないでしょう。
Auto Pause は便利だと思いますが、210 からの流れでなぜか手動で stop & start させています(苦笑)
「別に」って感じです。ボタンを押したら必ず表示が変わる 210 のほうがいいかもしれません。610 は空振りするときがあります。
他にも Virtual Partner、Virtual Racer、Workout* 機能などがあり、ひととおりいろいろとやってみましたが、普段は面倒で使わないですね、私は。無い機能を使うわけにはいかないのであったほうがイイですが、この先、使いどころがあるかどうかはナゾです。
* 210 の Interval 機能は同じ内容のアクティビティを指定した回数だけ繰り返すものですが、610 のほうは Workout という機能で違った内容のアクティビティを複雑に組み合わせることができます。たとえば、最初 5km を 5:45/km → 次の 5km を 5:30/km → 次の 5km を 5:15/km → 最後は 1km を6:00/km といったようにそれぞれのアクティビティーの内容を自在に変更し組み合わせられるのでビルドアップ走を行うときなどに重宝します (下記写真参照) もちろん設定したペースからはずれると、音やバイブレーションで知らせてくれます。
パソコン (Garmin Connect) で作った練習メニューを 610 本体に転送できるので手軽と言えば手軽ですが、自分で設定するのもねぇ。。。設定してくれるコーチが欲しいです
パソコンで作成した Workout 転送の一例
パソコン内に取り込まれているデバイスデータ (610 のデータ) の中に [Workouts] というフォルダがあり、その中に FIT ファイルが保存されているようなので、他の人が作成した FIT ファイルをシェアしてもらって自分のデバイス内に保存するとその Workout メニューが使えるようになるのでしょうか。。。ヒマなとき試してみるか
Setup → Training Pages → Timer Page (もしくは Custom など) と進むと表示させる項目をカスタマイズできますが、必ず表示したいというのもは Page/Speed にある以下の 4 つのうちのどれかだと思います (Speed は Pace の部分を Speed に置き換えてください)
Current と言う言葉が略されているのでわかりにくいですが、現在のペース、瞬間瞬間のペースです。ペースを上げたり下げたりすると瞬時に数値が上下します。
計測開始から現在までの平均ペース
現在のラップに入ってからの平均ペース。ラップの設定を Distance 1km で設定しているとしたら、その 1km の平均ペースです。
上の Pace-Lap に関連しますが、直前のラップの平均ペースです。
今年初めてフルマラソンを走ってみた白帯ランナーとしては [Pace-Average] と [Pace-Lap] がわかれば十分だと感じています。210 にもファームウェア 2.40 から 2.50 へのアップデートで Auto Lap のページが追加されているのでペースを確認できる (スピードを確認できる) という点ではどちらも同じ機能を持っていると言っていいのではないでしょうか。違うのは 610 は表示項目の数と内容をカスタマイズできるというところです。個人的に取り立てて 610 の優位性は感じません。
パッと見たときは 210 のほうがいいような気がします。こればっかりはどういうライティングの元で見ているのかによっていいときもあれば悪いときもあるのでケースバイケースでしょうか。感覚的には、610 のほうはバックライトが点かないと見づらいときが多いかもしれません。
Auto Lap の計測結果表示はラップのみが液晶の真ん中にポップアップする 610 のほうが画面が簡略化される分わかりやすいと思います。
計測結果比較
試しに両方付けて走ってみました。両方とも同じ腕に付けるべきだったかな。
- 埋め立て地 - 高低差なし - 右腕に610・左腕に210
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結論
GPS ランニングウォッチはひとつあれば十分
ということは、最初に買うものはランニングコストも含めよく考えてから買ったほうがイイということになります
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