今日は昨日Making of BRP #15でエントリーした内容の実例を本店から3点ほどピックアップしてみます。

  • ダイレクト光があたっている真俯瞰
    ダイレクト光の真俯瞰

    ドアを少しだけ開けて被写体の一部分だけ直射日光を当てた写真です。見れば一目瞭然ですが、赤い矢印の方向から光があたっています。何もしないとAの部分が黒く落ち込んでしまいますので、このときは枕をレフ板の代わりに使いました(苦笑)
    。。。そう!白いものなら紙じゃなくてもレフ板代わりになりますので、いざというときはVilla内で探すと意外と見つかるものです。真俯瞰(真上から)の撮影の場合、撮影者は被写体のすぐ近くに立って撮影しますので誰も手伝ってくれなかったり、レフ板が上手に設置できない場合は白いバスタオルを足首まで覆うように自分の腰に巻きレフ人間になってレリーズ!(実践済み^_^;撮影者は孤独なのだ)
    ちなみに白いTシャツとかYシャツを着ている方は全員歩くレフ板ですので、「レフ板み~っけ!」と言って困ったときには人間レフ板になってもらうといいですよ(笑)

  • 広い窓のそばで真俯瞰
    ディフーズ光の真俯瞰

    広い窓の前でAのテーブルに置いたものを撮った写真です。
    (右の部屋の写真は、実際撮影した時間とまったく違います)
    日も傾きかけてくると、写真に載せてある窓からは直射日光が差し込んでくるので薄いカーテンを閉め、光をディフューズして撮影しています。広大な面光源の前で小さなものを撮るとご覧頂いたようにやわらかい光となります。
    ディフューズに関してはMaking of BRP #9のエントリーを参照してください
    また、薄いカーテンというのはこの写真の左右に写っているものです。
    天井も白いのでより一層光が回ります。

  • 四方八方から光が回り込むベランダのようなところで真俯瞰
    ベランダのようなところで真俯瞰

    Aのところで椅子側に立って撮影したものです。
    Bのところに濃い影が出ないのは赤い矢印で示したようにいろいろな方向から光が回り込んで来ているからです。写真には示していませんが、上からの光も回り込んでいます。