シャッタースピードが遅くなると手ブレが起こりやすくなりますが、一般的に言われているのは以下のように割り出された秒数(シャッタースピード)となります。
撮影時にカメラに装着されている「レンズの焦点距離を分母」に置き、分子に「1」を置きます。たとえば、100mmのレンズを装着していますと「1/100秒」よりも遅いシャッタースピードで撮影すると手ブレする可能性が高くなるということです。なお、手ブレ補正機構が搭載されているレンズの場合はこの限りではありません。したがって、焦点距離の長いレンズほど速いシャッタースピードで撮影しないと手ブレの可能性が高くなるということになります。一般的に言われていることなので、カメラの構え方が悪かったり、撮影技術が未熟な方は上記の計算式よりもさらに早いスピードで撮影しないと手ブレします。コンパクトデジタルカメラのように液晶を見て撮影する場合も同様であると思います。
あくまでも目安です。
仮にどうしても手ブレしそうな状況で撮影しなければいけない場合は、まず(画質は低下しますが)カメラの感度をあげ、テーブルに両肘をついたり、壁に寄りかかったりして(身の回りにあるものを活用し)カメラが安定するように保持して撮影しましょう。