(2)フレーミング(構図)、、、画面構成

どういうものを画面上のどこに配置して撮影しているかということなので、これに関しては特に説明はいらないでしょう。気になる写真があれば(マネしてみたい写真があれば)それと同じような構図で撮影することによりかなり近似値の写真が撮れると思います。

しいてあげるなら、横に広い被写体は横位置で、縦に長い被写体は縦位置でという固定概念を捨てカメラを覗いた時にはいちおう横位置と縦位置の両方を確認してみると構図のレパートリーが広がるのではないでしょうか。

撮影しようと思うとどうしても目の前にいる人、目の前にあるモノ、目の前に広がる風景を説明するような写真になりがちなので、時には「どうして自分はこの人、このモノ、この風景を撮影しようと思ったのか」と自問自答して「目の前にある被写体の一部分でそれを表現できないか」考えてみるといつもと違ったフレーミングに行き着くことがあります。そう言った意味でも、横位置縦位置の両方を確認してみるというのはフレーミングを決める上で有効な手段となります。

フレーミングとは直接関係ありませんが、下記のような写真を撮るときには必ずAの部分をBのところまで移動させてピントを合わせ(シャッター半押ししてフォーカスロックし)Aの位置にフレーミングしなおさないとピントが背景に合ってしまいますのでご注意ください(フレームの中心部Aにピントを合わせる機構が付いているカメラの場合です)

ピントをあわせる場所に注意

特にコンパクトデジタルカメラの場合、フレームの中心部(Aの部分)にピントを合わせる機構がついていることが多く、例で上げたようなフレーミングで撮影する場合、何も考えずにただシャッターボタンを押すと主たる被写体となっている人物にピントが合わないことが多々あります。

お手元のカメラがどこでピントを合わせているのかご存知ない方はぜひ取説で確認してみることをオススメします。