事の発端は、昨日走っている時 FR620 のディスプレイに「心拍計のバッテリー残量が Low」(英語でなんて書かれていたか失念) というアラートが数回表示されたからです。

HRM-Run Sensor
FR620 に同梱されていた心拍計は購入してから 3 時間ぐらいしか使ってないんですけどね、ナゼ?
最初から入っている電池は動作確認用という位置づけなんでしょうか?
オーナーズマニュアルには「一日一時間使って一年もつ」って書いてあるのになぁ。。。
ブツブツ言っても太平洋を越えて Garmin 社に声が届くわけでもないので早速電池を交換することにしました。
FR210 を買ったときにバンドルされていた HRM センサーの電池交換は 2 回ほど行ったことがあるので手順に関しては問題ナシ。
電池を外してから「30 秒待つ」というのがポイントです。あと「ネジは締めすぎんなよ」と。
HRM-Run 本体を裏返して四隅にあるネジを外してと。。。あ"あ"あ"~ぁ
私としたことが、左上のネジをなめてしまいました、どよ~ん ::(:
なめればなめるほどなめてしまう負の連鎖、ペロペロ。
角がなくなって+ ネジじゃなくて○ネジになってしまいました(^_^;)
ちゃんとした精密ドライバー持っているのにそこらへんで貰ったやつを使ったから、あ"~。
モゥ~どうにもならない状態になってしまいましたが、ふと、名案 (?) が
イチかバチかで裏蓋を強引に撤去し FR210 に同梱されていた HRM センサーの裏蓋を取り付ける「ニコイチ作戦」であります。
一個は使えなくなってしまいますが、一個は生きるという苦肉の策、できれば「HRM-Run センサーに生きてもらいたい」と思いながら作戦に取り掛かりました。
Garmin HRM-Runセンサー ニコイチ作戦
-
手前が HRM-Run センサー、奥が HRM センサーです。
作戦は奥の外してある裏蓋を手前の HRM-Run センサーに取り付けるという単純なものですが、なめてしまったネジで取り外し不可能になっている HRM-Run センサーの裏蓋を荒技で外す際、中の安全をどう確保するかが思案のしどころです。
-
半田ゴテで溶かして撤去!! を選択しました(笑)
取り掛かる前に手前の HRM-Run センサーの裏蓋を浮かして隙間から中を覗き見たところ、中の作りは HRM センサーと一緒のような感じだったので赤い防水用ガスケットとその下にある枠を溶かしてしまわないように気をつけながら作業しました。あと、半田ゴテが長時間電池に触れると熱が電子回路に伝わってしまい回路自体が壊れてしまう可能性があると思ったのでその点も気をつけました。
ここまではパーフェクト( ̄^ ̄)v -
ちょっとずつ、ちょっとずつ作業を進め見事に裏蓋撤去完了。
一番難しかったのがなめたネジがねじ込まれている本体側のプラスチックで作られたネジ穴周辺 (青枠部分) でしたが溶かさずにすみました。 -
せっかくなので HRM-Run と HRM を並べて記念撮影。
-
ニコイチ HRM-Run センサー完成!!
。。。喜んでいいのか悲しんでいいのか
-
正常に動作するか確かめてみましょう。
まだ装着して走っていないので、垂直振動や地面に接している時間などが正確に計測できるかどうかわかりませんが、とりあえず心拍数 (表示はHR ゾーンですが) は計測できているようです、たぶん。
2013.12.14 追記: 先ほど使ってみましたが、問題なく計測されていました。ヨカッタ
ハナシが逸れますが、ご覧のように各々ペアリングを行えば心拍計一個に対して複数の Forerunner で心拍数を計ることも可能です (必要性があるかどうかは別として)
» Using 1 HRM with 2 watches? | Garmin Forum
このスレッドの方は、片方は心拍数、もう片方はペースとか大きく表示したいのかしら。
はぁ、参った夜でした
オーナーズマニュアルの HRM 電池交換手順 第 5 項「ネジは締めすぎんなよ」のあとに「ネジはなめんなよ」と付け加えていただきたいものです。
おまけ
新しくなった HRM のベルトのタグにこんなのが印刷されていました。
7 回使ったらセンサーを外して Machine Wash だそうです(笑)
ちなみに印刷されているアドレスは PDF ファイルでした。
» www.garmin.com/HRMcare
私は、まれにほかの洗濯物と一緒にネットに入れて洗濯機で洗いますが、通常は毎回水洗いだけ。
それでは楽しい週末を!!
私は防府読売。
コメント