自分で撮影した写真は、写っているもの(被写体)を取りまく周辺の状況が良くわかっているので出来上がった写真を見て「あーだった、こーだった」と反省も含め研究しやすいですが、ほかの人の写真だと基本的には写真に写っているものしか手がかりがないので、その写真をよく見て自力で解読(大袈裟(笑))していくしかテはありません。そこで今回は解読するにあたっての主要なポイント(ふたたび大袈裟(笑))を取り上げてみたいと思います。
自分で思っていることなので正しいかどうか責任は持てませんが(^^;)ひとつふたつはためになることもあると思います。
。。。どうしてもイッキに書きすぎてしまうのでこれは小出しにします(笑)
(1)アングル(撮影位置)
どのアタリから撮っているのか。高いところか低いところか。
人物写真などは背景に地平線や水平線が写っていると、どのぐらいの高さから撮影しているのか大体わかります。
広い公園などに行き、どなたかを立たせ、画面内に頭から足先まで入れ、しゃがんで撮影したり、台に乗って撮影したりして比較すればすぐに納得がいくでしょう。
また、料理などテーブルに乗っているものであればテーブルの天板(テーブルの上面)とその背景にあるものの位置関係が手がかりになります。とくにテーブル天板のエッジなどは目安になりやすいでしょう。
下の例はビーチベッドに敷いたタオルの上で撮影したものですが、アングルを上がったり下がったりするだけで背景が変化するのがわかっていただけると思います。
さぁ、雑誌でも通販カタログでも電車の中の広告でも、写真ならなんでもいいです、どこから撮っているのか気にして見てみましょう。今まで自分が撮ったことのないようなアングルから撮っている写真を見つけたらそれを自分のアングルのレパートリーに加え撮影時に試してみましょう。
また、カメラを覗きながら(液晶を見ながら)アングルを決めようとするとどうしてもフットワークが悪くなるので、まずは背景にも注意を払いつつライティング(←これは後日エントリーします)も見つつ、自分の目でいろいろな場所から被写体を見てみましょう。
1cm右に、はたまた10cm下に違うメッセージが転がっているかも。いないかも(笑)
、、、やはり長くなってしまった(--;)
マシ
2007年2月9日 @ 12:21 AM
象支店長さんこんばんは!
オカピReicoたんとは仲良くして頂いてます~。今度一緒に箱根に行くとです♪
写真講座タメになりまする~!
アングルって、やっぱり液晶画面を見て考えてました、私。
電池なくなるの早いし、なかなかアングル決まらないし、
結局適当になってしまって良い画が撮れませんー。自分の目で見てから決める・・・ですか。
なかなか難しーっす(><)!
象支店長さん、その時の光の量によって、絞り値はこれくらい、露出はこれくらいって判断する基準はどないですか?何枚も撮ってなれるしかないんでしょうかぁぁぁ~。
気が向いたら絞り値とはなんぞや?露出とはなんぞや?をブログでレクチャーして下さいm(__)m
象支店長
2007年2月9日 @ 1:56 PM
マシさん、こんにちは。
>アングルって、やっぱり液晶画面を見て考えてました、私。
お使いのカメラはコンパクトデジタルカメラでしょうか。確かにコンデジの液晶を見ながらアングルやフレーミングを決めるのは難しいですね。お手元のカメラがファインダーが付いているものであれば、液晶を見ずにファインダーをのぞいて撮影したみたらいかがでしょう。と言っても、一眼レフと違いファインダー内に撮影時の情報が何も表示されないので結局は液晶を見ることになっちゃうんですよね。
もし一眼レフならごめんなさい。
>結局適当になってしまって良い画が撮れませんー。自分の目で見てから決める・・・ですか。
なかなか難しーっす(><)!
役立ちそうなものをエントリーしておきましたのでご覧ください。
>その時の光の量によって、絞り値はこれくらい、露出はこれくらいって判断する基準はどないですか?
フィルム時代のカメラと違いデジタルカメラはカメラ自体が「撮影画像が表示できる露出計(笑)」のようなものなので液晶に表示された画像もしくはヒストグラムを見て判断するのがよいでしょう。液晶の情報はあくまでも「アングル、フレーミングの再確認。写っているのかいないかなの確認」のためのものであり、後者(ヒストグラム)の情報のほうが重要&確実です。
>気が向いたら絞り値とはなんぞや?露出とはなんぞや?をブログでレクチャーして下さいm(__)m
了解しました。
象支店長
2007年2月9日 @ 6:31 PM
マシさん、追伸です。
ただいまマシさんのブログを拝見しました。カメラはGRDなのですね。2/8のエントリーに掲載されている暗いほうの写真をフォトショップを使って補正してみましたここにアップしてあります。
同時にヒストグラムも載せておきました。補正前は山が左側に寄ったヒストグラムが表示されているので露出的にはアンダーな写真と言うことになります。
ちなみにGRDは撮影時にヒストグラムを参照することが可能ですので活用されることをオススメします。