そうとう遅れていますが、先日初めて iPhone、iPad のアプリ「iBooks」の Store をのぞいてみました。
開いた途端「iBookstore は初めてですか?」なんて聞かれちゃったりして。。。はい、初めてです
特になにを買うでもなく「iBookstore は初めてですか?」の一番下までスクロールしていったところ無料ブックにお~ぉぉっと「走れメロス」を発見。
「走れメロス」といえば確か中学校の国語の教科書で一回読んだきりで、おぼろげながらストーリーは覚えていますがディテールはまったく記憶にありません。
走るオジサンとしては、日に日に欠落していく過去の記憶を取り戻すとともに走りのモチベーションアップに最適な一冊なんじゃないかとさっそくダウンロードして読んでみました。
。。。完走、いや感想。。。とらえ方によってはこんなに笑える小説だったんだ ::-D: (私だけ?)
こんな感じ
-
メロスは激怒した。
そうそう、これこれ、始まりは激怒
-
ここに帰って来なかったら、あの友人を絞め殺して下さい。たのむ、そうして下さい。
セリヌンティウスが人質になるというのはセリヌンティウスの了承も得ずメロスが勝手に決めていて、おまけに「たのむ、そうして下さい。」か(笑)
-
「気の毒だが正義のためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙に、さっさと走って峠を下った。
野を越え山を越え激流を泳ぎ切り、そこに山賊が現れるがそれも一蹴。メロスはマルチアスリートだったのか。
-
野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴とばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。
犬にはやさしくないメロス。。。犬は激怒した
-
メロスは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。
まだまだひよっこランナーだな、オレ
とまぁ、まだまだ引用したい箇所満載で、読み終わったあとはパフォーマンスは上がりませんでしたが、思っていたとおり走りのモチベーションはアップしましたよ。
「走れメロス」全 54 ページ、ジョグ前に一冊いっとく?
では、楽しい週末を!!