降りなきゃいけない駅をスルーしてこのバーにもよく行きました。
橫浜山下町、加賀町警察前にあったERIK’S LAST STAND (エリックス・ラスト・スタンド)

ERIK さん

当時、お店の扉は真っ青に透き通ったアクリルで作られていて中が見えているんだけど安全か危険か判断できるほどは見えないという [ もどかしさタップリの扉 ] で、仮に勇気を振り絞って扉を開けることが出来たとしても、次に目に飛び込んでくるのがこの方なので

「開けたあとにはもっと勇気がいる」

というある意味初回は肝だめしのようなバーでした。

ご本人いわく、船乗りとしてデンマークからやってきて日本女性の「きもの」に魅せられそのままニッポンに住んでしまったとか。

そういう背景があるからなのか店内の壁面にはそこかしこに船具が飾られていていました。
そんな飾り船具のハイライトはカウンター中央でピカピカに磨かれ立っている

真鍮で作られた船のスロットル

しっかり手入れされているようでレバーがちゃんと動くようになっています。
酔っぱらいの常としてそういったモノが目の前にあるとどうしてもそのレバーを回してみたくなるのですが、、、目一杯回したが最後、「カ~ン」と言う音が店内に響き渡り、すべてのお客の飲み代は鳴らしたヤツが払うという「財布全開」のスロットルだったんですわ :beer: ゴチ~ッ

好きなビートルズを聴きながら冷凍庫でギンギンに冷やしたアクアビット(船乗りの酒と言われています)をストレートでイッキに飲み干し、キリンビールの「キリン」を「Killing」と呼び、美味しいホットドッグを作ってくれたERIK さんもずいぶん前に他界されてしまいました。

ERIK さん & 奥さん

最初の写真を見るとわかりますが、写真に撮られるのが好きじゃないようでカメラを向けるとハレーションを起こすようにレンズに向かって懐中電灯を点けるんです(笑)
。。でも、雑誌ブルータスにモデルとして載ったことがあったのでそうでもなかったのかな。