降りなきゃいけない駅をスルーしてこのバーにもよく行きました。
橫浜山下町、加賀町警察前にあったERIK'S LAST STAND (エリックス・ラスト・スタンド)
当時、お店の扉は真っ青に透き通ったアクリルで作られていて中が見えているんだけど 安全か危険か 判断できるほどは見えないという [ もどかしさタップリの扉 ] で、仮に勇気を振り絞って扉を開けることが出来たとしても、次に目に飛び込んでくるのがこの方なので
というある意味初回は肝だめしのようなバーでした。
ご本人いわく、船乗りとしてデンマークからやってきて日本女性の「きもの」に魅せられそのままニッポンに住んでしまったとか。
そういう背景があるからなのか店内の壁面にはそこかしこに船具が飾られていていました。
そんな飾り船具のハイライトはカウンター中央でピカピカに磨かれ立っている
真鍮で作られた船のエンジンテレグラフ (スロットル)
しっかり手入れされているようでレバーがちゃんと動くようになっています。
酔っぱらいの常としてそういったモノが目の前にあるとどうしてもそのレバーを回してみたくなるのですが、、、目一杯回したが最後、「カ~ン」と言う音が店内に響き渡り、すべてのお客の飲み代は鳴らしたヤツが払うという「財布全開」のスロットルだったんですわ ゴチ~ッ
好きなビートルズを聴きながら冷凍庫でギンギンに冷やしたアクアビット(船乗りの酒と言われています)をストレートでイッキに飲み干し、キリンビールの「キリン」を「Killing」と呼び、美味しいホットドッグを作ってくれたERIK さんもずいぶん前に他界されてしまいました。
最初の写真を見るとわかりますが、写真に撮られるのが好きじゃないようでカメラを向けるとハレーションを起こすようにレンズに向かって懐中電灯を点けるんです(笑)
。。でも、雑誌ブルータスにモデルとして載ったことがあったのでそうでもなかったのかな。
yoksnapshot
2024年9月13日 @ 7:52 PM
はじめまして。
かつてよく通っていたエリックス・ラスト・スタンドのことを急に思いだし、検索してみたところ当時の匂いのするこちらの記事にたどり着きました。
なぜそんな昔のことを急に思いだしたのかと言いますと、反町にある古くからやっているタンタン麺の店が今月の20日で閉店することになったとの連絡を40年来の付き合いのある友人からもらい、それとともに当時のよく遊んでいた当時の記憶が甦ってきた次第です。
はじめてのコメントで長々と書いてしまいました。
ちなみに僕も写真好きでバブル期頃から細々と横浜市を撮ってます。
そしてもう活気の失せたリンディへもたまに寄ってました。
素敵な写真をアップしていただきありがとうございます!
象支店長
2024年9月14日 @ 10:55 AM
はじめまして。
ブログにお立ち寄りいただきましてどうもありがとうございます。
エリックさん、ご存じなのですね。
中華街からちょっと離れたところのなんとなく薄暗い通りにあってなんともあやしいバーでした(笑)
冷凍庫から取り出したショットグラスに注がれるアクアビットがなつかしいです。
あと ERIK’S LAST STAND 周辺で当時スタンダードなところだとコペンハーゲン、ケーブルカー、ウィンドジャマー、491 House などでしょうか。
「反町」!!。。。久しぶりに読みました(見ました)
(読み方がわからない方へ、ソリマチではなくタンマチですw)
タンタン麺の店、知ってますよ。
開店してまもないころ、たまに食べに行っていました。
私は反町駅前の国道一号線を保土ヶ谷方面に1kmほど走ったところにある「三ツ沢」というところの出身でして、三ツ沢 → ガーデン下 → 松本商店街 → 反町駅周辺まで小学校のころから守備範囲でした(笑)
30年近く三ツ沢に住んでいました。
現在はかなり離れたところに住んでいますが、実家はまだ三ツ沢にあります。
いっとき反町駅のそば (トンネルの上あたり) に住んでいたこともあって「反町」という地名、地域は思い出がいっぱいあります。
リンディ(LINDY)、これまた懐かしいぃ。
本牧周辺もホントいろいろお店がありました♪
いえいえこちらこそ、コメントをいただきましてありがとうございました。
折を見て、昭和の横浜の写真を見なおしてみようかと思います。
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