撮影したあともこれまた重要で、撮影データからきれいな画像を引っ張り出してくるには撮影後の画像処理に負うところが多分にあります。特に一眼の場合、デフォルト状態で撮影した画像というのはコンデジに較べ、彩度が低く(色が地味)なんとなくパッとしません。
ということは、撮影した後の画像処理は必須と思っていただいて構わないと思います。実際やってみると時間の掛かる作業ですが「こりゃダメだ」と思っていた写真が生き返ることもあるのでチャレンジされてはいかがでしょうか。。。やりすぎは禁物ですが。
上の写真は(A)は撮影したまま、(B)は部分的に「焼きこみ」と「覆い焼き」という作業をしています。この作業、モノクロ写真では当たり前で必須の作業だったのですが、写真がデジタル化された今はPCを使ってカラー写真上に反映させることができます。それも明るいところで!(明るい暗室と言われるゆえんです)
ちょっと手を加えるだけで葉の重なり具合が若干強調され奥行きが出たと思いませんか。写真に軽く塩コショウをする気持ちでヒマなときにチャレンジされてみては。
(追記:06/09/12)わかりやすいように作例の彩度をさげてモノクロ版にしたものをアップしておきます。
popotan
2006年9月11日 @ 10:42 PM
こんばんは。
AとBではかなり印象が違いますね。同じ写真でもこうも違うものかと思いました。
この作業は、写真を撮るより難しそうに感じます。特に加減がよくわからないので、色々やってみて習得しなくてはいけないのでしょうね。
象支店長
2006年9月12日 @ 12:50 AM
popotanさん、こんばんは。
ポイントは作業する前に方針を決めておくこととやりすぎないことでしょうか。作例はちょっとやりすぎ?(笑)
単一色の場合は彩度を下げてモノクロに置き換えると適用箇所がよくわかると思います(エントリーにモノクロ版をアップしておきます)
焼きこみ覆い焼きは有名な作家の方のモノクロ写真がとても参考になると思います。