撮影したあともこれまた重要で、撮影データからきれいな画像を引っ張り出してくるには撮影後の画像処理に負うところが多分にあります。特に一眼の場合、デフォルト状態で撮影した画像というのはコンデジに較べ、彩度が低く(色が地味)なんとなくパッとしません。
ということは、撮影した後の画像処理は必須と思っていただいて構わないと思います。実際やってみると時間の掛かる作業ですが「こりゃダメだ」と思っていた写真が生き返ることもあるのでチャレンジされてはいかがでしょうか。。。やりすぎは禁物ですが。

上の写真は(A)は撮影したまま、(B)は部分的に「焼きこみ」と「覆い焼き」という作業をしています。この作業、モノクロ写真では当たり前で必須の作業だったのですが、写真がデジタル化された今はPCを使ってカラー写真上に反映させることができます。それも明るいところで!(明るい暗室と言われるゆえんです)
ちょっと手を加えるだけで葉の重なり具合が若干強調され奥行きが出たと思いませんか。写真に軽く塩コショウをする気持ちでヒマなときにチャレンジされてみては。

(追記:06/09/12)わかりやすいように作例の彩度をさげてモノクロ版にしたものをアップしておきます。