私、どこかに出掛けていないかぎり、日曜日の昼食(時間的には昼食、おなか的には朝食)は、ほぼ100%「ペペロンチーノ」です。

そこで、今日はさっき作った象支店長流のペペロンチーノをご紹介しましょう。

ペペロンチーノって?

Wikipedia:アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ

実にシンプルな料理であります。

ではさっそく食材から

ペペロンチーノの食材

ご覧のように、すぐに手に入れられるものばかり。ニンニク・パセリ・唐辛子・パスタ。
写真には写っていませんがあと必要なのはオリーブオイルと塩だけです。
パセリですが、イタリアンパセリが手に入る場合は極力それを使います。

_/_/_/_/_/ 手順 _/_/_/_/_/

  1. お湯を沸かします。
  2. あとで沸かしてもいいですが、短時間で作るには先のほうがいいでしょう。
    のちに、このお湯(パスタの茹で汁)が料理の中に入りますので、浄水器を通した水もしくは前日から汲み置きしておいた水を使うようにしたほうがいいと思います。
    水道水の塩素臭はわからなさそうで意外とわかります。

  3. お湯が沸くまで時間がありますので、その間にニンニクとパセリをチョーみじん切りにします。
  4. ニンニク&パセリ フライパンに投入するモノ一式

    ニンニクは芽を取り、パセリは葉の部分だけ使います。イタリアンパセリの場合は茎が入っても大丈夫です(私は入れませんが)
    先にパセリを刻んだほうが、包丁がベタつかなくていいです。
    パセリは小皿に、ニンニクはどっちみちフライパンで炒めることになるのでそのままフライパンに投入してしまいます。

  5. お湯が沸いたらパスタを投入します。パスタの量はいつも280g程度です。
  6. パスタ投入

    が、その前に忘れちゃいけないのが「塩」
    ペペロンチーノの出来不出来は「塩加減」にかかっていると言っても過言ではありません。

    私の場合、お湯2.4リットルに対して大さじ1.6(すり切り)

    この塩の量は最初の一口目を食べたときちょっと薄いかなという感じです。普段、濃い味が好きな方には薄いと思いますので適宜調整してください。
    さて、なぜお湯の量がこんな中途半端な数値かというと、今日は写真を撮るので格好つけて柳宗理のパスタパンを使ってみましたが、普段は両手ナベです(笑)
    ナベにいつも通りに水を入れてその分量を量ってみたところ2.4リットルでありました(爆)

    写真に写っているパスタパン、見た目Cool :up: なんですが網目が細かくて洗うのがタイヘン。
    お湯の沸きもビタクラフトに比べると遅い感じだし、結局使わなくなってしまいました。

  7. パスタを茹でている間にフライパンでニンニクを炒めます。
  8. ニンニク&オリーブオイル

    オリーブオイルは大さじ2~3杯程度。実際は炒めると言うより、ニンニクのエキスと香りをオリーブオイルの中に抽出すると言った感じです。

    ニンニクにどこまで火を通すかは好みの問題ですが、私は焦げる寸前(絶対焦がさない)の状態で調理します。なので、当初パスタが茹で上がる時間とニンニクがちょうどいい感じになるタイミングを合わせるのがタイヘンでした。

    あと、パスタを盛るお皿と取り皿は事前に電子レンジで温めておきます、600Wで2分ぐらい。できあがったペペロンチーノはあっという間に冷めますので少しでも冷めにくくするためです。

  9. パスタが茹で上がるまで1分を切ったあたりでパセリと唐辛子を投入、そこにすかさずオタマですくい取った茹で汁を一杯入れ、攪拌します。
  10. ニンニク、パセリ、唐辛子が合体

    唐辛子はニンニクを炒めるときに入れる方もいらっしゃるようです。
    私は唐辛子も絶対に焦がさない主義なのでこの段階で入れるようにしています。
    この攪拌でオリーブオイルと茹で汁を乳化させ(ドレッシングの油と酢を混ぜるようなもの)、このあと投入するパスタに絡みやすくします。できあがりまであともうちょっと。

  11. パスタが茹で上がったら、湯切りをしてフライパンに投入し、乳化状態のニンニク、パセリ、唐辛子、オリーブオイルと手早く混ぜ合わせます。
  12. 乳化させる

    混ぜ合わせながらパスタ全体の感じ(ツヤというかテカリというか)を見て、仕上げにオリーブオイルと茹で汁を適量加えて手早く攪拌、最後に写真のような乳化した汁がフライパンの底に残るような状態に仕上げ、お皿に盛りつけ完成です。

    パスタをパスタパンを使って茹でるときには湯切りしても茹で汁が残りますから心配ありませんが、ナベを使って茹でる場合は湯切りするときに茹で汁をすててしまうことになるので、湯切りする直前に最後に加える茹で汁を必ず確保しておくようにしましょう。
    そんなの大丈夫って思うでしょ、、、うっかり捨てちゃうんですよこれが :ase:
    実際作ってみると後半、特にパスタを湯切りした後はかなり忙しいです。
    もたもたしているとせっかくアルデンテで茹でた麺もノビノビになってしまうので
    あわててゆっくり焦らず早めに調理します。

  13. 盛りつけたお皿から取り分ける時にはもう一度軽く混ぜてから :hoxtu:
  14. アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ完成

    写真を撮っていたらちょっとちょっとさめてしまった :namida:
    最後、お皿にニンニクとパセリが残りますので
    フランスパンにつけて食べても美味しいですよ :thumb-up:

【備考】
調理のポイントは塩加減と乳化、ここにあると思います。

塩はモノによって効き方が違いますし、最後に茹で汁を乳化させるときはパスタの量によってオリーブオイル、茹で汁の量も変わってくるので、なかなかどうして安定した味で仕上げるのは容易ではありません。
かつてアサリなど入れたこともあったのですが、結局なんにも入れないシンプルなやつが一番いいというところに行きついています。

以上、支店長流「アーリオ・オリオ・ペペロンチーノ」でした。

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