Four Seasons Hotel Hong Kong

豊富な写真と忌憚のない感想でお送りする「Beach Resort Photoclip」
今回は 「フォーシーズンズ・ホテル・香港」 の写真集。

リゾートかどうかは微妙なところですが、ビーチは無いけど海はある。
Villa は無いけどエグゼクティブクラブラウンジがある。
凧を揚げなくても45階のテラスに出れば港がバッチリ凧アングル。

なので、どうか大目に見てやってください :aisatu:

(注) ココから先の情報は2008年8月のものです。
私が将来もう一度このホテルに宿泊しない限り大幅な更新はされませんのでご注意下さい。

Data

香港

FS香港のMountainView中国の最南端にあり、アジアにおける貿易・金融の重要拠点。かつてはイギリスの植民地だったが1997年7月1日に中国に返還され特別行政区となる。

ショッピング・食の中心地(九龍・香港島)には「あり得ない高さの高層ビル」が所狭しと建ち並んでいるので地震国ニッポンの住民は「本当に地震はないんだろうなぁ~ 」とちょっぴり不安な気持ちになるが、そんなものは最初だけで街に出れば物欲食欲が沸々とわきあがり、ビルを見上げて心配ヅラこいている人などどこにもいない。なお香港島にある20 棟の高層ビル群は毎晩20:00~(約13分間) 【シンフォニー・オブ・ライツ】と呼ばれるライトアップショーを行っている。

通貨は香港ドル。かなりおおざっぱですが、香港ドルを15倍すれば円になります。
現在のレートはYahoo!の外国為替情報でどうぞ。

フォーシーズンズ・ホテル・香港

フォーシーズンズ・香港:32F2005年9月開業したホテル。
金融機関が集まるIFC (International Finance Centre:国際金融中心)、ブランドショップ・レストランが集まるIFCモールに隣接し空港からは地下鉄(エアポート・エキスプレス)で約24分ほど。ホテルは終点の香港駅と直結していると言っても許される距離なのでエアポート・エキスプレスによる移動がストレスが無くていいでしょう。仮にホテルに送迎を依頼すると飛行機から降りた途端にカートでイミグレーションまで護送、いや連れていってくれて、手荷物を受け取ったあとは黒塗りのメルセデス(S350)でホテルまでバビューンと運んでくれます。

フォーシーズンズ・香港:Pool6F にあるプールと45F のエグゼクティブクラブラウンジは豪華なことこの上なし。特に45F のラウンジはホテルの外に出る気が失せるほど快適であります。

Photos

Room

45F

Pool

Image

Other

ホテルにトランスポートを頼むと、、、

Room Dining 一例

Room Dining Menu 全17ページを PDF で Download

「もしかしたらRoom Dining を頼むかも、でも現地であれこれ悩むのは時間のムダじゃない ❓ 」とお考えの方はどうぞご活用ください(約2.5MB)

Room Dining Menu

The Peninsula Hong Kong

香港に来てペニンシュラを見ずに帰ってはいかんと思い
ハイティーの時間帯に立ち寄ってみたところあまりに騒々しいので早々に退散しました。
なんであんなに騒がしいのでしょうか。。。

Airport Express

Airport Express Ticket Set

行きはホテルに送迎してもらいましたが、帰りはエアポート・エキスプレスに乗って空港まで行きました。
香港駅から空港まで券売機で乗車券を買うとひとりHK$100なのでふたりだと計HK$200となりますが、左の写真の2枚セットになっている乗車券を買うとHK$40安くなってHK$160 でOK なんだそうです。
券売機で2枚買おうとしていたら駅員さんが寄ってきて改札のそばにある窓口を指さして「あっちで買いなさい」 と教えてくれました。
香港の駅員さんは親切だなぁ。

欣圖軒(ヤントーヒン) のランチで失敗

2日目の昼、対岸のインターコンチネンタル香港の欣圖軒(ヤントーヒン)に行ってみました。

香港は初めてでまったく詳しくないのですが有名な広東料理レストランとのこと。
ホテルのオフィシャルサイトにアクセスしてみるとヤントーヒンの予約やメニューのDownload もできて面倒くさがり屋にはサイコー、現地で選ぶのも面倒なので出発前に安直に 「ランチ・セットメニュー」 を手配していきました。。。が、ガガガ、これが失敗。

お店で執拗に撮影するのは主義ではないけど取り分けてくれたので順番に撮ってみました。
あとで確認したかったというのもありますが。。。 :camera:

PDF で Download したランチ・セットメニューに載っているものと全然違うじゃん :mu-n:
ちなみに最後に出てきたのが杏仁スープ(こりゃ苦手だわ、撮っても白いだけなので無かったことに)だったので思わずマンゴープリンを別注。
全体を通してさしたる感動がなかった。ここは単品で頼まないとダメだ。

Photoshop で香港島側を Photomerge

ヤントーヒンの帰り、そのままExecutive Club に直帰してしまうと本当に何しに行ったのかわからなくなりそうだったので暑くて面倒だったのですがいちおう香港島側を眺めてきました。

Photomerge した写真

宿泊後記

FS Hong Kong ::: フォーシーズンズ・ホテル・香港

ここに掲載しているデータは 2008 年 8 月 のものです。写真のキャプションに書ききれない Impression がここに載せてあります。写真のページもあわせてご覧いただければうれしいです。

フォーシーズンズ・ホテル・香港の緯度経度
22°17'13.44"N, 114° 9'23.29"E

Four Seasons のオフィシャルサイトで予約

Executive Club というパッケージ今回の旅行はいつもお願いしている旅行代理店にいつもどおりホテルとエアーの見積もりを出してもらったあとでホテルのみオフィシャルサイトのパッケージと比較してみました。
結果、さほど代理店に優位性がなかったのでフォーシーズンズのオフィシャルサイトから直接予約してみました。何回かフォーシーズンズに行っていますが直接ネットで予約するのは初めて。

いくつかあったパッケージから滞在中のExecutive Club Lounge 利用特典付という 「Executive Club」 を選択してみました。

パッケージの内容は以下のとおり、、、

*Luxurious accommodations
*Hot breakfast buffet, afternoon tea, all-day refreshments, and cocktails and evening hors d’oeuvres in the Executive Club Lounge for up to three persons
*Complimentary garment pressing service
*Complimentary in-room local calls
*24-hour personalised business and concierge services
*In-room high speed internet access
*Complimentary private use of the boardroom for one-hour per stay
* Separate check-in and check-out facilities

ここの目玉は Executive Club Lounge 、、、だと思う

Executive Club Lounge で受けられるサービスは以下のとおり。

    Executive Club - image

  • 24時間ビジネスセンター & コンシェルジュサービス
  • 24時間ラウンジアクセス
  • 朝食
    06:30 – 10:30 (Monday – Friday)
    07:00 – 11:00 (Sat, Sun & Public Holidays)
  • ハイティー
    15:00 – 17:00
  • カクテル
    17:30 – 19:30
  • スタンダードバー
    11:00 – 01:00
  • 会議室利用、最初の1時間無料
  • 無料ローカルコール
  • 無料プレッシング (pressing service)
  • 無料インターネットアクセス

IFC(国際金融中心)に隣接しているホテルという背景もあるのでしょう、朝の「いってらっしゃ~い」 から 夜の「おかえりなさ~い、お疲れ様でしたぁ~」 まで できるビジネスマン にストレスを与えないサービスの数々。実際朝食の時にはスーツ姿の男性が結構います。
今度生まれ変わったら 「仕事の時にこういうホテルにサラッと泊まれるような男に私はなりたい   」 と激しく思いました。。。無理かっ(笑)

Executive Club - image


Laurent-Perrier BRUT L-Pが、今回の私は単なる、、、ノンベな観光客。
そういうヤツがExecutive Club Lounge の利用権を得ると自堕落全開モードに歯止めがかからなくなるだろうということは行く前からウスウス感じていました。
、、、案の定、「飛んで火にいる夏の虫」「♪真っ逆さ~ま~に~、おちてドランカ~ッ♪」
飲んでも飲んでもフルートグラスにシャンパン満タンっちゅーのはいいですなぁ
(シャンパンはLaurent-Perrier BRUT L-P でした)

香港といえばパワフルでエネルギッシュな街に足を運び 「食べて買って食べて買ってまた食べる」というのが一般的なのでしょうが、ひとたびこのExecutive Club Lounge がある45階に足を踏み入れるとまったく街に出る気がなくなるんですわ。

ある意味罪なExecutive Club Lounge ですが、 いいですよ~

仮にExecutive Club 利用特典が付いていないパッケージを選んだ場合、もしくはツアーなどでExecutive Club 利用特典が付いていない場合でも宿泊する際に追加料金を払うことでExecutive Club の利用が可能です。料金は以下のとおり(2008年5月確認)

  • シングルルーム (お一人様) HK$800.00+13%
  • ダブルルーム (お二人様) HK$1000.00+13%

、、、いいお値段っすね。

Four Seasons Place って何?

Four Seasons PlaceFour Seasons Hotel Hong Kong の隣にはFour Seasons Place というHotel よりも背の高いビルが建っています。

滞在中、IFCモールへの行き来で常にFour Seasons Place のエントランス前を通るので非常に気になっていました。

エントランスの感じから推察すると「高級アパートメント」といった雰囲気で、椅子の数は少ないですが待ち合わせできるようなロビーもあり、すてきな花も飾られています。

さて 「Four Seasons Place とは一体なんなのでしょうか

香港には多く見られるサービスアパートメントとなります。
長期滞在の方に、ホテルと同じようにハウスキーピングのサービス(2日に一度となりますが)をしたりコンシェルジュサービスを提供したり、ホテルに宿泊している快適さを提供するアパートとお考え頂ければ良いかと思います。
もちろん、専用のジムやプールなどの施設もございます。
アパートですので、キッチンの施設も付いており自炊頂くことも可能です。
1ヶ月以上のご滞在の方を対象としており、同じ日数をホテルに宿泊するよりは割安となるよう料金設定されています。

とのことです。次の次、生まれ変わったら「Four Seasons Place のようなところに長期滞在できる男に私はなりたい   」 と、これまた激しく思いました(笑)

バスローブで部屋の外に出ちゃダメ って教わりませんでした?

バスローブ & スリッパフォーシーズンズ・ホテル・香港は
廊下、エレベータなどバスローブ&スリッパでOK なんですわ。
そういうものですかね、海外のシティホテルって。正直なところあまり経験が無いもので私自身よくわからんのですが。。。

さてバスローブを着てどこに行くかというとSpa と Pool であります。

ほらそこのアナタ、バスローブ着ちゃいなよ(笑)そんなこととはつゆ知らず初日陽が沈みあたりが薄暗くなってきた頃
一発泳いで来るかと6階でエレベーターを降りたら
ナ、ナ、ナントそこはバスローブ天国。
デカイおじさん、デブなおばさん、美しめな女性、、、
全員が全員バスローブ着用ですわ。

体育会系の格好をしていたのは私ひとりで浮きまくり。
いちおうPool までたどり着いたのですが、ココロの動揺が収まらなかったので一旦部屋に戻りましたとさ。
バスローブを着ていないと浮いてしまうっていうのがコワイですよね。
落ち着きを取り戻した後ふたたびPool に向かいましたが、さすがにバスローブは着ていけませんでしたよ。ご覧のように大層な襟のついた高級感漂う大きめ肉厚バスローブで、着ると脚が生えた白いミノムシみたいで格好悪いのなんの。。。そもそも東洋人、バスローブ似合わんでしょ。

こうなったらどなたかぜひ浴衣で参戦していただけませんでしょうか ん?私?私は無理 :ase:

Japanese Restaurant ::: Inagiku (稲ぎく)

香港に行ってどうして日本食

オフィシャルサイト 「稲ぎく」のページ

「美味しい料理とは、独創性があり、自然の素材を活かしたシンプルかつバランスのとれた、禅の精神を映したような料理である」 稲ぎく東京本店料理長モリハラ シンジ氏
この言葉は、まさにFour Seasons Hotel Hong Kongのレストラン、「稲ぎく」を象徴しています。天ぷらをはじめ、懐石料理や刺身、寿司、鉄板焼きなど、お馴染みの日本料理を洗練された盛り付けでお楽しみいただいています。

とありましたものでどんなものかと訪ねてみました。
人が行かないところ、撮らないところを掘り下げるのが我が商売(趣味)

入った瞬間の第一印象は 「騒がしい店だなぁ~」

(金曜だったからでしょうか?香港は高いお店でも平気で騒がしいですね、そうでもないですか。ひょっとしてそれが香港の魅力とか :ase:

香港ということを考えれば、なるほどそれなりのレベルで日本食をいただけるお店とは思いますが、席につき周りを見回すと会社帰りの方々が5卓6卓、接待モードが2卓3卓、あと、恋人と一緒が2卓3卓、もうウルサイウルサイ。「ホテルの日本料理店というよりはホテルの居酒屋」 といった感じ。
「居酒屋」 なのに値段が高いので満足度低し。

日本に帰ってからいつも行っているお店へ香港土産片手に訪ねたほうがシアワセでしょう、きっと。

なお普通に予約しテーブル席だったので個室を予約するとどのような環境でどのような料理が提供されるのかはわかりません。

おまけで3点ほど

IFCモールのパンフ

  • 4Seasons の扉の外にあるお店だからでしょうか、支払を部屋付けにすると問い合わせ時間として10分ぐらい待たされます。オフィシャルサイトに掲載されているホテル内のダイニングでInagiku だけ要予約と書いてある背景がなんとなく理解できました。その証拠にIFCモールのパンフレットにも載っているんですよねぇ、4Seasons のレストランというよりIFCモールのレストランなのではないでしょうか。
  • オフィシャルサイトのInagiku ページにアクセスするとわかりますが店頭にBig なツボが置いてあります。ここもツボがツボか(笑)
  • ホテルからInagiku に向い、Inagiku のツボを横目で眺めつつ通過し、オモテに出て左側に半屋外のバーというかパブというか、ムチャクチャ盛り上がっているお店があるのでどうせ騒がしいならそっちのほうが面白いかも。

エレベーターに乗るときにはルームキー (カードキー) を携行しましょう

エレベーターに乗るときにはルームキーを携行しましょうセキュリティーの意味合いがあるのでしょうか、エレベーターを使って下層から上層へ移動する際は、階数ボタンを押す前に左写真にある赤矢印のところにルームキーを差し込んでからボタンを押さないと反応しないシステムみたいです。
すべてのパターン試したわけではないですが、少なくともロビーから部屋(32F)、バスローブ天国の6階から部屋に戻るときには差し込まないと認識しませんでした。

え~と、Executive Club に行くときはどうだったかなぁ
必要だったかな、、、覚えていません。

6階から上のフロアー間の移動 (Executive Club Lounge 除く) で
「バスローブ&スリッパ」 がOK なのはこのシステムがあるからかもしれませんね。

待てよ、6階にはフランス料理の「Caprice」があってディーナーは22:30まで。
当然ここは泊まっていなくても立ち寄れるはず。
プールは22:00まで、SPAは23:00 までですね。

フレンチレストラン「Caprice」の客はバスローブ姿の宿泊客に遭遇する可能性アリ

ということは、4Seasons香港で6階とそこから上の客室はオフィシャル公認の「バスローブ天国」ってことで、エレベーターのシステムなんてまったく関係ないんだな。
スゴイのかどうかわからないけどビックリしたよフォーシーズンズ・ホテル・香港  
、、、でも私はバスローブは着んよ(笑)

SPA は?

高いよ。SPA より Executive Club Lounge のほうがイイと思うよ(笑)
下調べしたい方はどうぞMenu をDownload してください (高画質にしたので重いです)

SPA MENU
» Four Seasons Hotel Hong Kong Spa Menu (PDF-7.3MB)

部屋に関して

Hotel と IFCモールの位置関係
Hotel と IFCモールの位置関係

  • まず一番重要な冷蔵庫は?
  • 完璧。
    ちなみにビールやつまみ、ちょっとした食料はホテルと連結しているIFCモール内の「city super」 という大型スーパーで調達できます。食料品、日用品、各種アルコールなど品揃えは日本の大型スーパーと一緒。

  • エアコンは?
  • 微妙な温度調整ができて快適。

  • 水まわり関係は?
  • 申し分なし。

  • 収納スペースは?
  • 長期滞在で多めに荷物を持っていってもすべてスーツケースから出して収納することが可能。

  • 蚊は?
  • いるわけない :ase:

  • ネット環境は?
  • 有線、ワイヤレス、どちらも利用可能です。
    ワイヤレスの場合、パソコンを立ち上げれば「4Seasons」というアクセスポイントが見つかるので接続し、そのあとブラウザを立ち上げるとルームナンバーとアクセスコードを入力するログイン画面が表示されます。

    Executive Club パッケージには滞在中の無料インターネットアクセスが付いてるので、カードキーのケースに最初からアクセスコードが記されていました。

IFCモール内で立ち寄った2軒

    正斗

  • 正斗:Tasty Congee & Noodle Wantun Shop (3F)
  • 粥と麺のお店。人気店のようで昼時と夕食時(結構遅くまで)はいつも行列。待ってまで食べたくなかったので昼時をはずし2時過ぎに行ってみたら待たずに入れました。正斗鮮蝦雲呑麺(大)を注文しましたが、おいしかったです。
    大と言っても普通サイズ、小は結構少なめ。
    麺の下にワンタンが隠れている状態で運ばれてきます。
    写真を撮ろうと思っていたのですが、目の前に運ばれてきた途端食欲がまさり撮り損ねました。仕方がないので店舗を撮ってきました。

  • LIAN (2F)
  • ベトナム・タイ料理レストラン。旅行ガイドに「料理のほうも本格的で、香港セレブ御用達のお店として有名」 って書いてあったので入ってみましたが大失敗。おいしくなくて騒がしい、ダブル撃沈。
    ホント旅行ガイドってあてにならんね。

下界はジオラマ

Tacogle Earth凧は揚げられませんでしたが
部屋から見た風景は凧アングルでした (800px × 533px)

まとめ

Executive Club Lounge と Pool にすっかり魅了されて帰ってきました。
きっと街に出ている時間よりもホテルにいた時間のほうが長かったのではないでしょうか。

いいホテルでした、フォーシーズンズ・ホテル・香港。
今度はFour Seasons Place に一ヶ月滞在してみたいものだ 、、、BIG が当たったら(笑)

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