豊富な写真と忌憚のない感想でお送りする「Beach Resort Photoclip」
今回はバリ島のスミニャックにある「ジ・オベロイ・バリ」の写真集。
開業1978年、改装1995年。
老舗と言っても過言ではないこのホテル、いったいどうなのよ?
ネット上で悪い評判を目にすることがなかったので行ってみました。
私が通ったあとはペンペン草も生えないと言われているレポートを
どうぞご覧ください。
(注) ココから先の情報は2008年1月のものです。
私が将来もう一度このホテルに宿泊しない限り大幅な更新はされませんのでご注意下さい。
Data
バリ島(インドネシア)
アジアのリゾート地として常に上位にランクされるインドネシアの有名な島、バリ島。
熱帯性の気候で4~9月が乾期、10~3月が雨期。現地の方いわく1月からが本格的な雨期とのこと。今回もまたまた雨期の時期に行ったわけですが、前回同様「雨期と言っても降らない日もあるのだ!」という感じ。
天候は運次第!これはどこに行っても一緒ですね。
気温は一年を通して昼間は30度前後、夜間は25度前後。ホテル敷地内に入るときはもとより有名なレストランに入る時なども車輌関係は国境越えのようなチェックを受けます。決して安全とは言えない地域なので十分お気を付けください。
通貨はルピア。(Yahoo!の外国為替情報)
ジ・オベロイ・バリ
バリ島のスミニャックにあるリゾートホテル。
冒頭にも書きましたが、開業は1978年。途中改装したと言ってもそれは1995年。
クルマだったら「いいかげん新しいクルマ買いなさいよ!」と税金が無条件にあがってしまう重課対象車扱いの年月です(苦笑)
熱帯の木造建築物は容赦ない湿気とアリなどの攻撃により加速度的に朽ち果てていきますのでボロいホテルは果てしなくボロかったりもします。
「もしかしたらはずすんじゃないか、、、」という恐怖感を抱きながら到着した「ジ・オベロイ・バリ」は果たしてどんなリゾートホテルだったのか。。。
詳細はこの先で Go!⇒
» PT. Wijaya Tribwana International
Photos
Overview
Lanai
Pool & Beach
Image
Food
Other
Tacogle Earth #1
上の写真は凧のライン(糸)にカメラをぶら下げ、ホテル上空から撮影したものです。
ちなみにTacogle Earth とは私が作り出した言葉です。
その証拠にキーワード「tacogle」にてGoogleで検索すると私のページしかヒットしないのだ(笑)
Tacogle Earth #2
Hotel
KUDETA (クーデター) 、 La Lucciola (ラ・ルッチオーラ)、他
KUDETAはオベロイの隣にあるので行こうと思えば毎日でも行けます。と言っても、とても毎日行く気にはなれませんが。
料理は美味しいとは思わないし、騒々しいし、個人的にはまったく不向きなお店。
きっと今回が最初で最後でしょう。極端な言い方をすれば観光名所といった感じでした。
ルッチオーラの方は目の前がひらけていて気持ちいいし、料理もまずまずではないでしょうか。
安普請ゆえ、2階は人が歩くとテーブル上のビールグラスが震度計のごとくグラグラ揺れます。
スタッフはなぜかカワイイ男の子系を揃えていまして、その真意はなんなのでしょうか(笑)
どうでもいいことなんですが、食事中インスタントラーメンを茹でているニオイがほのかに漂ってきましたがマカナイですかね(^_^;)
The Legian (ザ・レギャン)
いちおうプールとロビー回りを見てきました。
ホテルは泊まらないとわからないので特にコメントはありません。
宿泊後記
The Oberoi Bali ::: ジ・オベロイ・バリ
ここに掲載しているデータは 2008 年 1 月 のものです。写真のキャプションに書ききれない Impression がここに載せてあります。写真のページもあわせてご覧いただければうれしいです。
ジ・オベロイ・バリの緯度経度
8°41'20.64"S, 115° 9'23.67"E
開業1978年、改築1995年・・・気になるのはそこだ
旧いホテル、私自身嫌いではないんです。
日本のなかで「一度は泊まってみたい」と言われているクラッシックホテルも喜んで行くほうですし、衰退せずにずっと営業できているのはそれなりの理由があるのでしょうからそういったところも大いに気になります。
ところがそれが東南アジアの旧めのホテルということになると調べないとコワイですね。
「風の便りに聞いたけど」って距離じゃないですもんね(笑)
そんなわけで「ジ・オベロイ・バリ」をいつものようにひと通りネット検索してみたところ特に悪い評判はなく、よく目にしたのは「スタッフの年齢層が高い」「庭が広い」「料理は普通」「落ち着いたホテル」なんて評価でした。
「こりゃ、行ってみないことにはわからんな。はずしたら運が悪い年ということであきらめよう。私には凧がある!」ってことで行ってきましたオベロイへ。
冷蔵庫がない?マジ?
出発前日、時間があったのでもうちょっとネットで調べておくかといろいろ見ていましたら
ある旅行代理店のオベロイのページに設備等一覧表が載っていまして、そこの冷蔵庫のところに「×」が付いているじゃないですか/(゚O゚)\ゑゑゑ~、見るんじゃなかった。
実際行ったら冷蔵庫はあったのですが、ネットの情報というのは所詮そんなものなので
みなさん私のImpressionも信じないほうがいいですよ。
。。。もしかしたら写真はウソかもしれませんぞ(笑)
ホテルに到着、部屋に入って思ったことは
- 冷蔵庫、冷蔵庫、、、あった~\(^^)/
ゲッ、Electrolux の miniBar かよヽ( ´ー`)ノ - 扉を開けてビールの缶に触れてみて。。。ほらな、思ったとおりだ( ̄_ ̄|||) Electrolux の冷蔵庫は冷えない
- いままでと比べると狭めだなぁ、、、まっいっか。
- 部屋の写真は撮るところなさそうだ。
- ここのところ稼働していなかったようなニオイだなぁ。
- クロゼットや引き出しは十分あるある、中もきれいに掃除してあるし清潔一番だよな。
- 日本語ゼロ、明日から英語と格闘かぁ。
- ビール飲もっと。
・・・てな感じです。
食事は?
レストランの選択肢はKURA KURA RESTAURANTとFrangipani Cafeの2つ。内容が大きく違うかというとそういうことでもないのでどちらも同じものと考えていいでしょう。違うのは屋内か屋外かというところ。
味は普通の上といったところでしょうか。盛りつけもきれいですし、オーダーした料理の値段(メニューに記載されている値段)には11%の税金と10%のサービス料が含まれていることを考えれば満足できる内容だと思います。
ワインは日本の酒屋で買う値段の4倍ぐらいで提供されているようです。
たとえばこのCHATEAU PRIEURE LICHINE 2002
ガラディナーのとき勢いで注文したのですが値段は1990000ルピア。
部屋に戻って楽天で検索してみたら最安で5,250円。同様に滞在中に飲んだ他のワインも調べてみたところだいたい4倍ぐらいの値段でした。
バリの他のホテルでもそんなものだったかなぁ。
ちょっと高いような気もしますが、、、
昼間のメニューの表2(表紙の裏側のことを表2と呼びます。表紙は表1、裏表紙は表4、裏表紙の裏は表3)にはその日のオベロイのイベントや天気予報などが載っています(左の写真は横800×縦1156)
写真はガラディナーの情報が載っていますので12月31日のものですね。
アフタヌーンティーは15:30~16:30。その日その日で違ったイベントが用意されていていました。参加はしませんでしたが、確か「凧を作る」なんていうのもあったような気がします。
クリックすると横700×縦1000の大きめな写真が開きます。閉じるときには写真以外のスペースをクリックするかキーボードの左上角にある[Esc](エスケープキー)を押してください。もちろん写真右下にある「閉じるアイコン」でも閉じることができます。
KURA KURA の朝食Menu と Breakfast Doorknob Menu
さて、朝食は部屋で食べましょうか、それともレストランに行きましょうか?
どちらもあまり変わりませんが参考までに(笑)
クリスマスから年明けにかけてのプログラム
クリスマスイブから毎晩なんらかの特別メニューやイベントが組まれていたようです。
大晦日のガラディナーはひとりUS$160でした。まっ、そんなものでしょう。予約時に「19:00からです。」と言われたのでその時間に行ったら3組ぐらいしかいませんでした。
ゆるめのガラディナーと言うのでしょうか、決まった時間に何かが始まったり、まとまって何かを観るとかそういうものではありませんでした。ライブなどやってはいましたが。
7時ちょい過ぎに行っちゃったので最後のほうのイベントを観る頃にはワイン2本が空。
。。。もうちょっと遅く行けばよかった。
SPA は Managed by Banyan Tree だった
SPA MENU 1 (横800×縦872の写真が開きます。スクロールしてご覧ください。)
価格は税サ込み
SPA MENU 2 (横800×縦850の写真が開きます。スクロールしてご覧ください。)
「午前中は15%割引です」という内容のものです。こちらも税サ込み
一回目は午前中15%割引Menuの「オベロイ・ディープブリス」というのを選択、二回目は無難なタイ・マッサージを選びました。前者は全身マッサージとフェイシャル、後者はみなさんよくご存じのオイルを使わないマッサージです。
フェイシャルに関しては男なものでよくわからないのですが、マッサージのほうは全体的にリズムがなくノペーッと進む感じでした。個人的にはもう少し部位ごとに節度があったほうがいいんじゃないかなぁと思いました。そのへんは担当する人にもよりますので何とも言えないところではありますが。
午前中の15%割引はお得度が高いと思いますがいかがでしょ。
LanaiよりVillaのほうがいいんじゃない
Lanaiはやはりゴージャス感に欠けますね。
どうせならVillaタイプのほうがいいのではないでしょうか。
Villaもプールが付いていなかったり付いていたりいろいろなタイプがあるみたいなので、そう言った点にこだわる場合はしっかり調べた方がいいと思います。
今回の旅行は5月に予約したのですが、その時点で空いていたのはLanaiだけでした。落ち着いた感じの旧いホテルなので「毎年年末年始はオベロイで」なんて人もいるかもしれません。
もしかしたら年末年始のVillaを取るのは厳しいのかもなぁ。
ホテル内ネット環境
ホテル内にはHOTSPOTがいろいろな場所に設置されていて、有料でどこにいてもワイヤレスでネットに繋げられます。
手順は上の写真のキャプションを参考にしてください。
無料でネットできるビジネスセンターのPCも使ってみましたがやたらアクセス速度が遅くてイライラします。一方、有料ワイヤレスの方は思ったよりも速度が出ていて非常に快適です。
やるなオベロイ\(^^)
上の文章からは簡単に接続できたように思えますが、実はちょっとハマリまして原因を見つけるのにちょっと苦労したんです(汗)Vistaをお持ちの方は参考になるかもしれないのでアップしておきます。
原因と設定方法は写真のキャプションをご覧ください。
Villa内いろいろ
- まず一番重要な冷蔵庫は。。。σ(^_^;)私だけ?
- エアコンは?
- 水まわり関係は?
- 蚊は?
- あと気になったことは?
ず~っと閉めておけば冷えないこともないですが、この私がずっと閉めておけるわけないじゃないですか。特に、街のお店から買ってきた温かいビールを入れると飲める状態になるまで苦痛を強いられます。
Electrolux の「miniBar」というのを見た瞬間、捨てたくなりました。
あのLaluと一緒ですわ( ̄_ ̄|||)
いままでで泊まったアジアンリゾートホテルの中で一番すばらしかった。
おそらく部屋の大きさと天井の高さも影響していると思いますが、それにしても良かった。
微妙な温度調整といい音といい文句ナシ!さすが日本のエアコン(爆)
枕にもこだわりがあるようで、おかげで初めてリゾートで熟睡しましたとさ(^_^;)
水温問題なし。水量はイマイチ。排水はダメダメ。
どうにも我慢できない排水だったので直してもらいましたが、やっぱりダメダメ。旧いホテルはこういうところがやっぱりウィークポイントですね。おそらく排水管の内側に長年の汚れが付着しそこに髪の毛やら砂やらが溜まってどうにもならない状態なのでしょう。直しに来た方はトイレをパコパコやるやつで必死こいてパコパコやっていましたが、あんなもんじゃダメでしょ。
今度から旧いホテルに行くときにはパイプユニッシュ持って行くかな(マジ)
一回見かけましたが、散歩したり写真撮っていたりしても刺されはしなかったです。
燻蒸作業もしていました。部屋にはいちおういつもどおり電池式蚊取り×2で過ごしました。
特になし。。。かえすがえす残念なのは冷蔵庫と排水ですな。ほんと残念だ。
総合的に
ネット上で見かけるこのホテルに泊まられた方のインプレッションにウソ偽りなし。
そのまんまでありました。
個人的にはとてもバランスの取れたリゾートホテルだと思います。
何かが突出しているわけでもなく、何かが欠けているわけでもない。
簡単そうで難しいですよね、そういうの。
スタッフの方も与えられた仕事をきっちりこなし、適度な距離感でこちらと接してくれるので居心地がよかったです。
「リゾートホテルは一日にしてならずじゃ」
。。。てなところでジ・オベロイ・バリの「Impression」はおしまいです。