二年間にわたってブログに掲載した自作スタイラスの記事一覧



先の投稿にいただいたコメントで

象支店長の文字もなんか可愛いですわ~ ::-D:

に、「そっかー」 と素直に反応した私 :ase: は 「この連休、ひとりでお留守番」 ということもあり、
iPhone アプリ 『 FastFinga 』 用に自作スタイラス製作にチャレ~ンジしてみました。

唐突ですがアナタは誰にも邪魔されない休日と誰かに邪魔してもらいたい休日、どちらが好き ❓ w

キダ・タロー・すたいらす

なんとなくペン先の色と雰囲気が似ているので名付けて

キ ダ ・ タ ロ ー ・ す た い ら す !!

「なんでまたこんな素材を。。。」 と思われるでしょうが、iPhone (含iTouch、以下 iPhone) のタッチディスプレイは一般的な先細スタイラスにはまったく無反応なんです。
(私も、作ろうと思って検索している時に初めて知りました :ase: )

なんでも iPhone のタッチディスプレイは静電容量方式と呼ばれるもので触れたモノが通電しないとダメなようなんです。おまけに 「点」 ではなく 「面」 で接する必要もあるとのこと。
そういうモノってありそうでないですよね。。。ん?金属ですか?
そう、最初にアタマに浮かぶのは金属ですが iPhone のタッチディスプレイは 「タップ」 と言って、軽く叩くような行為が必要なのでガチガチに硬い金属はちょっと使えそうにないんです。

じゃぁ、通電する柔らかいモノ。。。 といえば、繊維。
「繊維で通電」 と言えば、カーボンファイバー。
が、今回は 経費ゼロ で作ろうと思っているので即ボツ。
で、30 分ほど右往左往していて目に留まったのがコレ。

静電気除去ブラシ

なんですかコレ?

え~と、遠いむかし、写真撮影には 「フィルム」 という時代がありまして、大きいサイズのフィルムは一枚一枚 「カットフォルダー (フィルムホルダー) 」 と呼ばれるホルダーに詰めて撮影していた時代があったのですが、そのフォルダーに付着するホコリを取り除く (静電気を除去する) ブラシなんです。。。数えられる人しか持っていませんですかね :poripori:

静電気除去ブラシ

コレが思ったとおり通電するんですよ。

銅線でしばる

ブラシから伐採 :ase: する前に直径 1.5 mm ぐらいになるように根元と毛先を細い銅線で縛ります。縛った銅線の両端は切ってしまわずそのままにしておいてください。
上の写真、1.5mm 分を切った割りにはずいぶん切っていますが、気のせいです
(。。。え~と、 2 回チャレンジしました ^^;)

その当時、結構高価なブラシだったので切るときにちょっと躊躇しましたが、思い切って根元から切り、「毛」 を軽くねじってから、切る前に両端に巻いた銅線を利用して左のような U 字に束ね 「キダ・タローさん」 状態にします。

あとはボールペンのケツのキャップに穴を開け内側から 「キダ・タローさん」 をつっこみ飛び出させて U 字になったところに束になった銅線を通し、グリップするところに巻き付ければできあがり。

できあがり

エコが叫ばれている今、当然ボールペンとしても使えるようになっています ( ̄^ ̄)v

Question: 上の写真のように、外周に時計逆方向に巻いた銅線が字を書くときにミョーに指にフィットしたのですが、握るところの凹凸が渦状になっているグリップの筆記用具ってありましたか? ほとんどは、滑りにくいようにとグリップに円状の凹凸 (円の凹凸の連続) をつけたものか、グリップが円柱じゃなくて三角柱のような形状か、もしくは太くしているか、じゃないでしょうか。
今後、時計逆回りの渦状凹凸が主流になったら、私、ちょっと影響を及ぼしている?(とか)
が、左利きの人は時計回りの凹凸じゃないと握りにくいんですよね orz

捨てるなら使おう、銅線は高価だよ

さてさて、あった無いかはあとにして、ここで使った銅線はどこから調達したかと申しますと、いらなくなった TV のアンテナ端子に突き刺すケーブルをバラしました。

また、外側の銅線を留めている黒いテープのようなものはご存じ パーマセルテープ です。
こういうときに使うと最高なテープなんです。
ダマされたと思って一回使ってごらんなさい、他のテープでは味わえない使い心地ですよ。

さて、iPhoneアプリ 『 FastFinga 』 で、この 「キダ・タロー・すたいらす」 を使った結果は。。。

FastFinga

「指と変わんねーじゃん」

えっ、そーかなぁ、ちょっと字がうまくなった気がするんですけどσ(^^;)