チョコチョコと動くので苦労しましたでリス。

考えるリス

@東京都町田市「町田リス園」


リスの前歯は、こわい。
あのかたいクルミの殼をいとも簡単にかじりまくって、
おいしい実を取り出してしまうんですから。

そのくせ、恐怖の前歯をもつ彼らは、意外と人なつっこいんです。
どれくらい人なつっこいかというと、
差し伸べた手のひらの上でひまわりの種を食べてくれるぐらい、
いや、女性のスカートのなかに入ってくるぐらいといったほうが、
もっとわかりやすいでしょうか?

さて、そんなリスの “前歯 & 人なつっこさ” を撮ろうと思って
リス園のなかをあちこち歩いていると、
木の上で何事か考えているタイワンリスに出会いました。

ほかのリスは、フィットネスクラブのインストラクターなみに鍛え上げた筋肉を駆使して、
動いては止まり、止まっては動き ・・・ 忍者的、かつコソ泥的に動きまわっています。

がしかし、目の前にいる彼はほかの者の行動をよそに、
「おいらは、ちょっと考えごとをしてんだ。静かにしといてくんな」とばかりに、
まったく動く気配を見せません。

木の上にチョコンとのって、ちょっとうつむきかげんに地に視線を向けるリス。

見ようによっては、単にお尻を搔く(かく)ために
前傾姿勢をとっているだけと見えなくもありませんが、
「きっとスゴイことを考えてるんだろう」と僕は信じ、
ファインダーのなかの彼をじっと見守ることにしました。

それから2~3分たったころでしょうか。
隣にいた居合わせた男の子に「これから何をすると思う?」と言いかけた途端
彼は勢いよく木から駆けおり、20m ほど先にある大きな石の陰に隠れてしまったのです。

えっ、ナニナニナニ。期待に胸をふくらませつつ、僕はあわてて彼を追います。
でもね、、、そこで見たものはやっぱりリスはリス。

自慢の前歯でクルミをかじる “考えないリス” だったのです。


タイワンリス ::: 日本への帰化

写っているリスはタイワンリスというリスなのですが、Wikipedia のタイワンリスのページに書いてある「日本への帰化」の項がおもしろかったので引用しておきます。

1935年に伊豆大島の公園から逃げ出したのを皮切りに、神奈川県南東部、静岡県東伊豆町(熱川)・浜松市(浜松城)、岐阜県岐阜市(金華山)、大阪府大阪市(大阪城)、和歌山県和歌山市(友が島・和歌山城)、長崎県など日本各地に観光用として放され、広く帰化している。
神奈川県の江ノ島では、1951年に伊豆大島から連れてきた54匹のタイワンリスを江ノ島植物園で飼育した。しかし、台風で飼育小屋が壊れたことで逃げ出し、弁天橋を渡って鎌倉市内に入り込んで繁殖するようになったと言われている。また、鎌倉市内の個体については、別荘地で飼われていた個体が逃げ出し野生化したとする説もある。
via: タイワンリス – Wikipedia

。。。弁天橋を渡って鎌倉市内に入り込んだwww、ホントかなぁ ::-D:

この写真を撮影した数年後、病気でリスが全滅してしまったという話しを聞きましたが、先ほど検索してみたところ、いまでもやっているようです、町田リス園。ヨカッタ :hoxtu:

活発に動き回る朝もしくは夕方に行ったほうが「考えないリス」に囲まれて楽しいです。
ちなみにスカートのなかに入ってくるというのはホントのはなしです。

ん?もしかして、リスになりたいとか(笑)

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