ちょうどいまごろの季節のお話しです。

清里のコンパスやぎ

@神奈川県横浜市「野毛山動物園」


思い起こせば*10年前、まだ僕が純粋無垢だったころ、
仲間たちと雨上がりの中央フリーウェイに乗って
清里へ行ったことがありました。
目的はズバリ、キノコ狩り。

ピンク色のおかしな形をしたみやげもの屋には目もくれず、
「雨上がりにはよくとれる」という言い伝え(?)を信じて、
めざすはおいしいキノコの森。

車中「毒キノコってホントうまそうなんだよ」なんて誰かがつぶやけば、
みんなちびまる子ちやんの”縦線顔”オンパレード。
それもそのはず、頼りは出掛ける前に買ったキノコ図鑑だけですから。

そんなこんなのいい加減さで清里に到着した僕たちは、
態勢を整えるため、キノコの森の向かいにある
峠道のキノコ屋に立ち寄りました。
そこで今回の主役である一頭のやぎに出会ったのです。

彼は店から20mほど離れた雑草地帯につながれていて
「な~んもやることないなあ」なんて感じで所在なげにしていました。

まぁ「所在なげ」だけだったら10年間も記憶に残るはずもないのですが、
準備も整いキノコの森に向かう坂道を登っていくとき、
ふと彼のことが気になり振り返ってみると
・・・なんと彼がつながれている棒が中心となり、
きれいな円形の地面が露出していました。

もうおわかりですよね。
彼はみごとに “コンパスやぎ” 状態となり、
自分が動ける範囲の草はとっくの昔に完食してしまっていたのです。

つないでいるロープがいっぱいに伸びたところで
彼がウロウロしているということは
きっともっと食べたいのでしょう。
が、しかし、ロープがじゃまをして数センチ先の草が食べられないんです。

「伸びそうで絶対に伸びないロープ」「食べられそうで絶対食べられない草」
なんともせつないじやありませんか。

そんな彼の姿は、今でも僕の心のなかに残り、
いろいろなことを考えさせてくれるんです。

店主は一日で何センチぐらいロープを伸ばしてあげていたのか、
はたまた、以前話題になったミステリーサークルは
実は彼と店主の仕業なんじゃないか・・・なんて。


* 書いた当時ですw いまだと約 30 年前?ww


p.s.
ここのところで「毒キノコ」が巷で話題になっていますが、冗談抜きにシロウトの「キノコ狩り」はヤバイです。
このやぎに出会ったときのキノコ狩りは 5 人で森に入り、ものすごい量のキノコを収穫したのですが、態勢を整えた駐車場に戻ってキノコ屋の店主に見てもらったら 3 分の 2 以上が毒キノコでした :ase: お気をつけあれ。

それでは、キノコな週末を !!


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とってんぱ~のにゃんぱらり!0 ニャン :cat: チャリロトは 9 億だそうで

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