その土地にもともとあるもの(岩や木など)を建築物の一部として取り入れるGeoffrey Bawaの手法は先日訪れたFSサムイでも使われていますね。
(もっとも、Geoffrey Bawaが手がけたスリランカのホテルはロビーや通路に岩があるだけではなく、プールの中にも岩があったりするようなので手法としてまったく同じとは言えないと思いますが、方向性は一緒でしょう)

Villaの中にヤシの木元からある木と岩
個人的には無機質なもので組み上げられた建築物(ホテル)も好きですが、やはり東南アジアのリゾートの場合は身近に植物や土、水、風、音、光など自然を感じられるつくりのホテルがいいですね。

ちなみにFSサムイの敷地は東京ドーム約3個半、もとから生えていたヤシの木を800数十本残しつつ建設したとのことです。